そこでフユミさんは、自分の娘・ユキエちゃんを使って「ハルさんはいじめっ子」というデマを流したのです。それが原因で、ハルさんの娘・サクラちゃんは保育園でいじめられるように……。
その後もほかのママ友と衝突するたびに、そのママ友の子どもとは遊ばないよう、ユキエちゃんの交友関係を制限するフユミさん。見かねた保育園の先生は、雪彦さんに状況を報告します。
雪彦さんは、フユミさんのもとから娘を連れ出すため、迎えに来ました。フユミさんは引き止めますが「ママよりパパとおばあちゃんがいい。ママに会えなくなってもいい」とユキエちゃん本人からも拒絶されてしまいます。
雪彦さんから離婚を言い渡され、家を出て行くよう宣告されたフユミさんは、家族も家も仕事もすべてを失ったのでした。
フユミさんが保育園に姿を見せなくなり、ハルさんの周りには平穏な日常が戻ってきたかのように思えましたが……。
悪質ないやがらせ……一体誰の仕業?
ハルさんの家の郵便受けにゴミが入れられていたり、保育園にゴミが投げ込まれていたり……。ハルさんの身の回りで悪質な嫌がらせが次々と起こります。
「こんな嫌がらせするのって、もしかして……」
考えたくありませんが、脳裏にはフユミさんの姿がよぎります。
そんな矢先、家や保育園と同様、ハルさんの会社にもゴミの入った送り主不明の郵便物が届けられたのです。
明らかに同じ人物と思える犯行に、ハルさんの疑惑は確信へと変わるのでした。
仕事や家族を失った逆恨みで、フユミさんが本当にこのような嫌がらせをしているのだとしたら、単なる悪ふざけやいたずらでは済まされません。何より、ハルさんや保育園に嫌がらせをしたところで、フユミさんが失ったものを取り戻せるわけではありません。同じ手口であることから、犯人が発覚するのも時間の問題でしょう。
大ごとになる前に、フユミさんには逆恨みで嫌がらせをすることが、恥ずかしい行為であることに気づいてもらいたいですね。
つきママさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。