今回は、1月に生まれた女の子3,533名のなかから、人気の「フラワーネーム」をランキング形式で紹介します。今女の子に注目の「フラワーネーム」は……?!
1位 茉白(主なよみ:ましろ)
「フラワーネーム」ランキングで首位を獲得したのは「茉白」です。2023年の年間名前ランキングでは39位、2024年は26位、そして1月の名前ランキングでも首位を獲得しました。
「茉」は「茉莉花(ジャスミン)」を意味し、清楚で上品なイメージを与え、「白」は純粋や清潔を象徴します。真っさらな気持ちで美しいスタートするような1月にぴったりの名前です。ジャスミンは甘く優しい香りを持ち、「白」と合わせることで「清らかで優雅な人に育ってほしい」という親御さんたちの願いが感じられます。
2位 陽葵(主なよみ:ひまり)
2位の「陽葵」は、2023年の年間ランキング1位、2024年は2位、1月ランキングでは4位に入りました。
「陽」は太陽や光・明るいという意味を持ち、「葵」は太陽に向かって成長する「向日葵(ひまわり)」を連想させます。この名前は、子どもが元気いっぱいに明るく、健やかに成長することを願う親の思いが反映されているようです。
3位 風花(主なよみ:ふうか) ※同率
「風花」は「フラワーネーム」3位にランクイン。2023年の年間ランキング34位、2024年は44位、1月ランキングでは10位にランクインしました。
自然の風や、変化や動きを象徴する「風」と、美しく咲く「花」を組み合わせた名前です。「風花」は冬の終わりに風に舞うような軽やかな雪を表すことから、詩的な美しさも感じます。
3位 六花(主なよみ:りっか) ※同率
同じく3位の「六花」は、2023年の年間ランキング76位から2024年は47位に大幅に上昇し、1月ランキングでは10位に入りました。
「六花」は「雪の結晶」や「霜花」といった意味を持ちます。雪の結晶はひとつとして同じものがなく、唯一無二の美しさを持つことから、「個性を大切にし、自分らしく輝いてほしい」という願いが込められることも。繊細で独特な美しさをイメージする名前です。
5位 唯花(主なよみ:ゆいか)
5位の「唯花」は、1月ランキングでは15位に入りました。
「唯」という字には「ただ一つの」という意味があり、「花」は美しさと生命力の象徴です。この名前は、唯一無二の美しさを持つ子に育ってほしいという親御さんの願いを表しているようです。
6位 莉子(主なよみ:りこ) ※同率
6位の「莉子」は、2023年のランキング9位、2024年は14位となり、1月ランキングでは21位にランクインしました。
「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」に用いられる漢字で、「子」の漢字は、愛らしさや親しみやすさを感じます。「子」を止め字に用いる伝統的な日本の女の子の名前ですが、「りこ」という二音の響きは現代的で、近年人気が高まっています。
6位 咲茉(主なよみ:えま) ※同率
同じく6位の「咲茉」は、2023年のランキング14位、2024年は23位となり、1月ランキングでも21位に入りました。また、「えま」というよみは近年よみランキングで1位となっている人気のよみです。
「咲」は「花が咲く」という意味を持ち、「茉」は「茉莉花」に用いられる漢字です。この名前は、子どもが美しく健やかに成長し、華やかな成功をおさめるような明るい未来を願う意味が込められているようです。
6位 花(主なよみ:はな) ※同率
「花」は、「フラワーネーム」6位にランクイン。2023年のランキング72位、2024年は66位となり、1月ランキングでは21位にランクインしました。
「花」はそのまま花を表します。1月の漢字ランキングでは首位を獲得しました。この名前は、美しさや華やかさを連想し、「花のように生き生きとして美しく、周囲を明るくする存在になりますように」という願いが込められているようです。
◆2025年1月の「フラワーネーム」ランキングでは、「茉白」「莉子」「咲茉」など、「茉莉花(ジャスミン)」の漢字を用いた名前が3つもランクイン。トレンドとなっているようです。これから女の子の名前をお考えの方は、ぜひ今回ご紹介した名前を参考にして、心に残る美しい名前を選んでみてください。
photo:@rinch_baby0602(べビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間2025年1月1日(水)〜2025年1月25日(土)
回答件数:女の子:3,533件