初めての月経カップにドキドキ…
生理1日目のある日、ドラッグストアで月経カップを見かけた私。SNSで月経カップという商品の存在は知っていましたが、使い方がわからず、そこまで意識していませんでした。しかし、昨今の増税や電気代の高騰で生活も苦しくなり、生理用品のコストを抑えたいと思っていたため、初めて月経カップを購入してみることに。
月経カップを試す前は、「正しく装着できるのか?」「取り出せなくなったらどうしよう!」と不安ばかりでした。購入後も箱を開けるまでに数日かかり、説明書を何度も読み返してシミュレーションをしたほど。
そして、せっかく買ったし使わないともったいないと意思を固め、実際に使用することにしたのです。
使い方がわからずパニック!
しかし使おうとした際、挿入する段階で大きな壁にぶつかりました。ネットで調べた情報では、「慣れれば簡単」と書かれていたものの、実際に手に取るとその小さくないサイズ感に圧倒されてしまったのです。
カップを折りたたんでみるものの、どう持てばいいのか、どの角度で挿入すればうまくいくのかがまったくわからず、最初は何度も失敗。
やっと挿入できたと思ったら、今度はカップが中でしっかり開いていない感じがして……と不安が押し寄せます。取り出そうとしても滑りやすい素材のせいでなかなか掴めず、「これ本当に出せるの?」とパニックに陥りました。
その後、何度か試行錯誤する中で、徐々にコツがつかめるようになりました。
生理用品の常識が変わった!
慣れてくると、月経カップの快適さに驚かされました。一度正しく装着できれば、装着感はほとんどなく、経血漏れも気になりません。以前使用していたナプキンやタンポンでは避けられなかった肌トラブルや独特の臭いも軽くなり、日常生活のストレスから解放されました。
特に長時間外出する日や旅行中など、頻繁にトイレに行けないときは重宝しています。また、洗って繰り返し使えるため、生理用品のコストも抑えられて、お財布にもやさしいです。
「もっと早く試せばよかった」というのが正直な感想で、今では手放せない存在になっています。
月経カップを使い始めた当初は不安や戸惑いが多かったものの、今では快適さとコストパフォーマンスの良さで、生理期間中、手放せない商品になりました。肌トラブルや臭いも解消され、生理中のストレスが軽減。慣れるまでは少し時間がかかりましたが、勇気を出して使ってよかったなと思います。
著者:あすまる/会社員2年経験後、フリーランスのライターやデザイナー、YouTubeディレクターとして活動中。自分が心地よく生きられる仕事や趣味と出会い、毎日楽しく過ごしている。
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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