嘘情報を吹き込むママ友
そこにはAさんとBさんもいたので話しかけようとすると、Aさんは私に気づいていない様子で私の悪口を思いきり言っていたのです! 「〇〇さん(私)がBさんの子どもってかわくない顔してるよね~って悪口言っていたよ! ひどいよね~。信じられない!」と、私がBさんの子どもに対して悪口を言っているという嘘を吹き込んでいました。私はBさんの悪口を言ったことがないので訂正しようと止めに入ります。「ちょっと待って! Bさんの悪口なんて言ったことないけど!」と注意すると「え! 〇〇さん? なんで今日来てるの!? 実家帰るんじゃなかったの?」と明らかに動揺した様子で話を濁されました。「なんでそんな嘘つくの!?」と聞くと「え? そうだっけ?」とごまかします。Aさんは、私がいない隙にBさんに私の印象を悪くさせようとしていたのだと気づき、腹が立った私は「私Bさんの悪口なんて言ったことないから! それだけは信じて」と伝えました、するとBさんは、「大丈夫、わかってるよ。〇〇さん(私)がいないとき、Aさん毎回私に、〇〇さんが悪口言ってたよって伝えてくるのよ。なんとなく信用できないな~と思ってたから話半分に聞いてた」とあっけらかんとした口調で答えてくれたのです。
Bさんの反応に焦ったAさんは「ひどい! 友だちだと思ってたのに!」と逆ギレ。「ねぇ、本当に友だちならさ、わざわざ悪口言っていたことなんて伝えないと思うよ」とBさんが論破してくれ、バツが悪くなったAさんは「帰る!」と言って子どもを連れて帰って行きました。その日以降支援センターに遊びにくることも、連絡をしてくることもなくなったのでした。
今までのことを振り返ってみると、日ごろから私がBさんと親しく話していると私に冷たい態度をとったり、Bさんを独占するような態度をとったりしていたAさん。もしかしたら嫉妬心から私とBさんの仲を引き裂きたかったのかもしれませんが、それが返って裏目にでる結果に。嘘をつくといつかはバレてしまうものなんだと、改めて実感。Aさんを反面教師にして、自分の言動には気をつけて生活するよう心掛けています。
著者:松下芽生/20代・ライター。2歳と6歳の女の子を育てるママ。子どもが寝たあとに、お菓子を食べながらゆっくりとネットショッピングをするのが至福の時間。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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