しかし、マユミさんに対するストーカー行為は一向におさまらず、マユミさんの自宅を特定し、「何もかもすべてをお話します」と書いた手紙を送りつけてきます。
恐怖を感じたマユミさんは、事情を知る大橋さんに相談し、閉店後の店に茂樹林を呼び出し、本心を伝えることにしました。
そこでマユミさんは、実は茂樹林が「何でも屋」で、一連の嫌がらせが大橋さんからの依頼だったと知ったのです。
茂樹林の暴露によって、マユミさんの大量の盗撮写真を持っていることがバレた大橋さん。
「君を愛してるんだ! 俺が君もマサル君もご両親も養ってあげるから!」などとマユミさんに迫っていたところ、茂樹林が大橋さんをハンマーで殴打……!
茂樹林は、マユミさんに本当の気持ちを教えるよう詰め寄ってきて……。
絶体絶命!逃げ場のない押し問答
「あなたを守れるのは私だけ! 本当の想いを聞かせてください!」
茂樹林はマユミさんに、しつこく迫ります。
「嫌……来ないでっ!」
マユミさんは拒絶しますが、茂樹林には話が通じません。
「ショック療法で治すしかありませんね……」
ハンマーを握りしめる茂樹林の姿に、マユミさんは逃げようとするも、恐怖で動けないのでした。
「マユミさんは自分を好いている」と解釈を捻じ曲げる茂樹林。認知のゆがみが強くなり、自分を客観視できない状態に陥っているようです。自分の思い通りに事が進むよう凶器を用いるのは、あってはならないこと。
人に迷惑行為を依頼した大橋さんも最低ですが、茂樹林の狂気に満ちた言動も戦慄していまいますね。マユミさんの無事を祈るばかりです。
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