訓練としてひとりで銀行へ
夫は銀行の手続きが大嫌いで、お金に関することはすべて私任せです。しかしあるとき、夫名義の口座を開設する必要が。私も同席することはできたのですが、夫には自分で出来るようになってほしいと思い、ひとりで銀行に行ってもらうことにしました。
私は身分証など必要なものを説明し、夫と一緒に準備。そして、当日は準備万全の状態で夫を銀行へと送り出しました。
予想外の暗証番号に!?
しかし夫が家を出てすぐ、私は夫と一緒に考えた暗証番号を書いたメモを渡し忘れていたことを思い出したのです! 慌ててスマホのメッセージで夫に「暗証番号はこれだよ」と連絡。夫からは「了解!」との返信があり安心しました。
ところが、家に帰ってきた夫に暗証番号はメモ通りにしたかと聞くと、なんと違う番号にしたと言うのです! 理由は、「メッセージが来たことを忘れていた」そう。夫婦共に忘れない暗証番号を考えたのですが、夫が設定したのは何の関連もない番号。私は「覚えていられるかなぁ」と不安になり、夫をひとりで行かせたことを後悔したのでした。
事前準備をしっかりしたため、夫ひとりでも問題ないと思ったのですが、その考えは甘かったよう。ただ、私の身にいつ何があるかはわからないので、夫にはひとりでも生きていける力をちゃんと身につけてほしいです。
著者:吉野詠美/40代女性・情報系専門学校を卒業後、技術系事務、経理、ショールーム受付、接客業などの仕事を経験。趣味は、コスメ・メイク・スキンケアなど美容に関することへの探求、読書(ミステリー多め)、アニメや海外ドラマ鑑賞、投資(メインは外国為替取引)など。
作画:ちえ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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