恐怖を与える母親
今まで私が我慢して丸く収めていたことも、母になった私は今、娘(ほのか)のためにそれではダメだと思い、母親に本音をぶつけたかったのですが……。
※抉って(えぐって)
「何でもかんでも人のせいにするなよ」と、母親は物にあたり、恐怖を与えてくるのです。
まきさんは怖くて反論ができなくなります。そんな中、ほのかちゃんが起きたので、様子を見に行こうとすると、まきさんより先に、母親がほのかちゃんを抱きかかえます。
それまでとは打って変わって、笑顔になる母親。まきさんは、そんな母親に嫌気が差しますが、怖くて何も言えず、そのことがまきさんの心を蝕み、自分を責める要因になるのでした。
母親はまきさんを罵倒し続け、まきさんは恐怖で動けずにいました。身近な人からの断続的に否定的な言葉を浴びせられるのは、かなりつらいはずです。
そして、孫に向ける顔は一転して笑顔で、あからさまに態度を変える母親。まきさんを追い詰めているように見えます。
まきさんは自己を否定し、苦しんでいます。無理をせず、母親から一旦距離を置いてもいいかもしれませんね。
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