環境省推奨インナーマスクで花粉を99%カット!
花粉症の人にはマストアイテムのマスク。環境省によれば、マスクをつけることによって吸いこむ花粉を約1/3〜1/6も軽減してくれるそうです。
さらにマスクの内側にガーゼとコットンで作った「インナーマスク」をつければ、なんと99%も花粉をカットするとのこと。
これは試さずにはいられません。さっそく作ってみましょう!
環境省「インナーマスク」の作り方と装着方法
材料
・市販のガーゼ(10cm×10cm)…2枚
・化粧用のコットン…1枚
作り方①ガーゼを切る
ガーゼが大きい場合は、縦横約10cmの長さにカットしてください。あらかじめカットされたものを購入しても◎。
作り方②コットンをガーゼで包む
化粧用のコットンを丸めて、1枚のガーゼで包み込むようにします。これがインナーマスクです。
作り方③マスクにガーゼをあてる
もう1枚のガーゼを4つ折りにして、市販の不織布マスクにあてましょう。
インナーマスクと組み合わせて完成
(装着したマスクの中はこのようになっています)
鼻の下にインナーマスク(ガーゼでくるんだコットン)を置いて、その上から③の内側にガーゼをあてたマスクを装着しましょう。
息が苦しい場合は、コットンの厚さを調整してくださいね。
簡単に作れるため、まとめて作って密閉袋で保管しておくのもおすすめです。
インナーマスクをつけて過ごしてみた
実際に着用してみると、思ったより息がしやすいことに驚きました!
鼻詰まりのせいで基本的に鼻呼吸がしづらい状態なのですが、圧迫感がなく、慣れればつけていることすら忘れそう。
自分ではマスクの膨らみが気になりましたが、夫に確認してもらうと「特に変わった感じはしない」と言っていたので、人はそこまで見ていないのかもしれません。
気になる方は、ガーゼの厚みを調整するのがおすすめです。
くしゃみ、鼻水がひどい日に半日着用してみると、効果てきめん!気付いた頃には症状がほぼおさまっていました。
屋外で過ごす時間が長い日には、より効果を実感できるはず。
マスク1枚つけているときと比べて、鼻や喉の乾燥をより防げる気もしました。
花粉症の方はやってみる価値ありますよ!
ただし、花粉症の症状がひどく、日常生活に支障をきたしている、よく眠れないといったことがあれば、迷わず医療機関を受診してください。
【要チェック】マスクの基本のつけ方
最後に、せっかくマスクをつけているのにもったいないなぁと感じる人をよく見かけるため、ここからは正しい着用方法をお伝えします。
基本的に、感染症予防でも花粉症対策でも同じ。
マスクは顔にフィットするように、自分に合ったサイズのもの、衛生面から使い捨てのものを選びましょう。
まずは清潔な手でマスクを箱から取り出します。
プリーツが下向きになっている方が表側(外側)です。
逆に着用すると、プリーツが上向きになった部分にホコリや花粉、ウイルスなどが溜まりやすくなるので注意してください。
商品によってはロゴが入ったものもありますが、それが外側とは限りません。プリーツの向きで判断するクセをつけると間違いにくいですよ。
マスクをつけてゴムを耳にかけ、プリーツを下あごまで伸ばします。ノーズワイヤーを鼻の形に合わせフィットさせたら着用完了。
肌とマスクの間に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまうので、隙間がないようにつけてくださいね。
また、使ったマスクの表面には花粉やホコリが付着しているため、手でベタベタ触るのはNG。使いまわしもしないようにしましょう。
インナーマスクで乗り越えよう
想像以上の効果を発揮してくれたインナーマスク。花粉症の季節はつらいものですが、ちょっとした工夫で症状を和らげることができるでしょう。
マスクの正しいつけ方を意識しつつ、自分に合った対策を取り入れれば、花粉シーズンも快適に乗り切れそうです。花粉に悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてくださいね!