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「あ…ありがとう…」出産祝いをくれたのはうれしいけれど…→私が同僚に恐怖を感じてしまったワケ

私が出産した際、初産ということもありたくさんの方からお祝いをいただきました。どれもとてもうれしくて、感謝の気持ちでいっぱいだったのですが、ちょっと戸惑ってしまった贈り物がありました。

 

驚きの出産祝い

育休を経て職場復帰した日に、突然、職場の同僚女性から「これ、出産のお祝いに」とプレゼントをいただきました。封を開けてみると、そこに入っていたのはなんとショッキングピンクのお財布だったのです。普段からモノトーンの小物を好んで使っている私にはまったく馴染みのない鮮やかな色合いで、驚きました。

 

 

「デパートを歩いていて、このお財布を見たとき、あなたの顔が浮かんだのよ」とのこと。高級そうなお財布だし、出産祝いとしていただくには違和感があるし、なによりピンクだし、どうしよう……。気持ちを込めて選んでくれたことは理解できて感謝の気持ちもありましたが、正直なところ、戸惑いの気持ちもありました。

 

私が同僚に恐怖を感じたワケ

それ以降、「あのお財布かわいかったでしょ?」「お札を折らずに入れられるのよね」と、社内で会うたびに同僚から財布のことを聞かれるようになったのですが、それが「使ってるよね?」と圧力をかけられているようで、私は息がつまる思いでした。同僚の気持ちがこもりすぎているように思い、恐怖を感じたほどです。人からプレゼントをもらってこのような気持ちになるのは初めてでした。

 

 

その後、感謝の気持ちをしっかりと伝え、相応のお礼をしたのですが、結局そのお財布は社内で彼女が見えるところでだけ使うことにしました。普段使いにするにはどうしても色合いやデザインが自分には合わず、心の中で少し整理が必要だったのです。

 

 

この件で、贈り物というのはもらった側がどう感じるかを考えるのが大切だと、改めて思わされました。私も今後は贈り物を選ぶ際に、相手の好みや価値観をもっと意識しようと感じた出来事でした。

 

著者:木下うめ子/30代女性/2018年生まれの双子ママ。自閉症の双子のサポートに日々奮闘中。管理栄養士の資格を持っており、食べることが大好き。 

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

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