新玉ねぎは「長期保存」できません!
新玉ねぎは辛味が少なくほのかな甘みがあるので、普通の玉ねぎよりもサラダに向いています。薄くスライスして、流水で辛味を抜いて食べる玉ねぎサラダは絶品ですよね。
新玉ねぎは、玉ねぎなので長期保存できると思われがちですが、それは勘違いです。
新玉ねぎは普通の玉ねぎのように乾燥させる作業がされておらず、水分量が多いため、かなり傷みやすい野菜なんです。
売り場に出していてもすぐに傷んでしまうので、新人アルバイトさんには「普通の玉ねぎのように、大量に陳列しないでね」と教えています。
そんな新玉ねぎですが、保存方法を工夫することで多少長持ちするようになるので、新玉ねぎが長持ちする保存方法を紹介していきます。
新玉ねぎが長持ち!正しい保存方法
新玉ねぎが長持ちする保存方法を紹介します。
①ペーパーで包む
新玉ねぎは湿気に弱いので、必ずペーパーで包んで保存しましょう。
②ポリ袋に入れる
③冷蔵庫の冷蔵室・野菜室に入れる
冷蔵室のスペースに余裕があれば冷蔵室で保存しましょう。普通の玉ねぎのような感覚で常温で保存すると新玉ねぎにとっては温度が高すぎて傷みが早くなります。
冷蔵保存した新玉ねぎの保存期間はおよそ10日間です。ただ保存期間はあくまで目安です。
野菜は収穫後も生きているので傷む速度は全て同じというわけではありません。なるべく早く食べ切るようにしてくださいね。
新玉ねぎの選び方
鮮度がよくおいしい新玉ねぎを見分けるときは、4個のポイントを押さえて選びましょう。
- 頭の部分から水分がでていない
- ずっしり重量感がある
- 皮に湿り気がない
- 芽や根が伸びていない
新玉ねぎも普通の玉ねぎも頭の部分から傷み始めることが多いんです。
頭の部分に注目して、水分がでてきているものは中が傷んで頭から汁がでてきてしまっている可能性が高いので避けた方が良いです。
他にも重量感があるもの、皮が乾いているもの、芽や根が伸びていないものを選ぶことで、売り場の中でも比較的新鮮な個体を購入できますよ。
新玉ねぎの保存方法と選び方まとめ
今回は新玉ねぎの保存方法と選び方を紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考にして、今の時季しか食べることのできない新玉ねぎをたくさん食べてくださいね。