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「この量…さすがに普通じゃない」私の生理っておかしいのかも。婦人科の受診を決めた瞬間

普段から生理の経血量が多いかもと感じていた私。出産してからさらに経血量が増えたかもと感じていました。そんなある日、「さすがに婦人科を受診しよう」と思った出来事があって……。

産後に経血量が増えた感覚

若いころから経血量が多く、経血漏れを起こすことも多かった私。出産してからの生理は、経血量がさらにひどくなった感じがしていました。不安はあったものの「経血量が多いだけで婦人科を受診していいのだろうか」という思いもあり、このときまでは病院を受診することは考えておらず……。

 

そんな中、ある事件をきっかけに私は婦人科の受診を決めることになったのです。

 

夜用ナプキンを着けたばかりなのに

パワハラが横行していた派遣先の職場を辞めることになり、派遣会社の事務所へ出向いたときのこと。私は事務所の椅子に座って、退職に至る経緯などを派遣担当者に詳しく報告していました。そのときです。経血がドバッと出た感覚が。椅子に座っていたので、気持ち悪い感覚が肌に直に伝わってきました。

 

幸い、座っていた椅子は汚れていなかったものの、はいていたジーンズにまで経血が染み出てしまっていました……。丈の長いシャツを着ていたので腰回りを隠すことはできましたが、帰りの電車ではジーンズが汚れていることが周りにバレないかヒヤヒヤ。

 

この日は生理3日目。私は、面談が長くなることを懸念して、事務所の最寄り駅で事前にナプキンを交換していました。それも夜用ナプキンを装着したのに、たったの1時間で経血漏れを起こしてしまったのです。

 

これはさすがに……と感じ、私は婦人科を受診することにしました。

 

婦人科を受診すると…

生理のことで婦人科を受診するのは、このときが初めて。子宮体がんの検査も受けました。結果、深刻な病気は見つからなかったのですが、過多月経で過長月経でもあるとのこと。そして医師と相談の上、私はミレーナを装着することにしました。

 

ミレーナを装着してしばらくは経血量は安定しませんでしたが、その後は経血量がかなり減り、今は生理中も快適に過ごせています! 治療のおかげで、1時間で経血漏れを起こしてしまうほどの大量出血もなくなりました。

 

 

昔から経血量が多かった私は、子どもを産んでさらに量が多くなった感覚がありました。ただ、経血量は他人と比べようがないので、どうしても自己判断が甘くなりがちで、「多少、経血量が多いくらいかな」「これで病院は……」と軽く考えてしまっていました。

 

ただ、日常生活に支障をきたすようなら正常ではないのだと痛感しました。もっと早めに病院を受診すべきだったと、今では反省しています。

 

 

 

※経血にレバーのような塊が混じったり、ナプキンが1時間と持たないような場合には、婦人科の受診をおすすめいたします。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

文:T.T/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

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