現在、わが家には10歳から2歳までの子どもが4人います。頼れる親戚も近くにおらず、いわゆる「ワンオペ育児」をかれこれ10年続けてきました。私にとって子どもたちは生きがいで大切な宝ですが、やはり育児ストレスはたまります。そんな私が育児をつらいと感じる瞬間、そのときに実践している育児ストレス解消法をご紹介します。
一番つらいのは子どもが病気のとき
私が子どもを4人育ててきて、育児をつらいと感じたのは「子どもが病気のとき」です。幼い子どもたちは1人が風邪を引くと、高確率できょうだいたちにうつっていきました。そうなると1週間から2週間ほど、「病院にばかり行っている」「歩いて5分のコンビニにも行けない……」という状態に。
もちろん子どもたちもつらいと思いますが、自由に買い物にも行けないという状況は私としても精神的に堪えます。昼夜問わずの看病で、満足に眠れないこともストレスの大きな原因でした。
小さな楽しみを見つけること
そんなとき、私の育児ストレスの根本解決となるのは、子どもたちが元気になってくれることです。とはいえ、すぐには治らないこともあるので、子どもたちが元気になるまでの間、子どもたちが眠ったあとの貴重な時間を使ってストレス解消につながることはできないかと考えました。
たとえば、夫にコンビニスイーツを買ってきてもらってゆっくり楽しむ、アロマオイルを入れてひとりでのんびり入浴、ネットショッピング、裁縫など、自分の好きなことに熱中しました。子どもたちと一緒に寝てしまったほうが休めるという方もいるかと思いますが、私の場合のストレス解消法は「自分の時間をつくって小さな楽しみを見つけること」だったんです。
共感してくれるママ友と話すこと
そのほか、気持ちがスッキリしたと感じたのは、ママ友に話を聞いてもらったときでした。たまたま病院や薬局帰りにママ友に会い、5分でも話を聞いてもらえると不思議なほどに気持ちがスッキリして「また頑張ろう!」と思えました。
やはりママ同士、子どもの看病の大変さがわかるので、共感してもらえることはありがたいことだと感じています。育児ストレスを抱えながら、10年ほどワンオペ育児をしてこられたのもママ友たちのおかげだと思っています。
私の育児ストレス解消法は、何か特別なことではなく、自分の時間をつくって小さな楽しみを見つけること、つらさを共感してくれる誰かに話すことだと気が付きました。これからも試行錯誤しながら、よりよいストレス解消法を探していきたいと思っています。
著者:武山あゆみ
三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。