赤ちゃんが発熱したときはどうしたらいい? 小児科医が教えます!

2018/12/01 20:30
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赤ちゃんが発熱したとき、病院に行くべきか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか? 受診の前にホームケアができていると安心です。この記事では、赤ちゃんのお熱が上がってしまったときの方法を、小児科医である三石先生がレクチャーしてくれます。
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赤ちゃん発熱・クーリング

 

赤ちゃんは、発熱していると不快でなかなか眠れなかったり、ぐずぐずの原因となって、体力の消耗にも繋がってしまうことも。できるだけ熱を取り除いて、快適な状態にしてあげましょう。熱の出始めは寒く感じ、上がりきると暑く感じます。赤ちゃんは暑い・寒いが伝えられませんから、様子をよく見てママやパパが状況に応じて対応してあげましょう。赤ちゃんの熱が上がりきったあとのクーリング(熱冷まし)の方法を三石先生に教えてもらいました。

 

クーリングの方法

 

1)赤ちゃんのお熱が上がり、体がほてっていたら、赤ちゃんが気持ちよく休めるようにクーリングをしてあげましょう。熱を下げる効果はそれほどありませんが、赤ちゃんの気持ちが落ち着いて、結果的に症状の改善に繋がりやすくなります。


2)A,Bいずれかを準備します。


3)額に冷却シートを使う場合は、熱を下げる効果はありませんが、赤ちゃんの気持ちが落ち着いて、症状の改善に繋がりやすくなります。気をつけることは、口や鼻に貼りついたり、口に入れたりすると呼吸ができなくなる可能性がありますので、使用する際は、必ず目を離さないようにしてください。


4)水につけて軽く絞ったタオルを、ビニール袋に入れて、冷凍庫で冷やします。
ある程度冷えたら、乾いたタオルで包んで、完成です。


5)冷やしタオルや、保冷剤をタオルで包んだもので大きな動脈が体の浅いところを走っている「首」「脇の下」「足のつけね」を冷やします。動脈を冷やすと同時に、手や足の先が冷たければ温めてあげると、血のめぐりがよくなります。


6)病院を受診する前に、まずは自宅でしっかりとケアしてあげることが大切です。赤ちゃんが、気持ちよいようでしたらクーリングし、嫌がるようでしたら無理にする必要はありません。赤ちゃんの手足が冷たければ靴下を履かせる、熱ければ冷やすなど、調節してあげましょう。

 

クーリングのポイント

・熱の出始めは寒いのでいつもより毛布やタオルケットを1枚多くかけて
・熱が上がり切ったらまずは布団や服を脱がせてクーリング(熱冷まし)を
・クーリングは赤ちゃんが気持ちいいと感じ、気持ちよく休めることが大切。嫌がったら無理強いはやめましょう

 

<冷やしタオルの作り方>
1)水につけて軽く絞ったタオルを、ビニール袋に入れて冷凍庫で冷やします。
2)ある程度冷えたら乾いたタオルの上にビニールごと乗せて(もしくは包んで)完成です。

 

ケーキなどについてくる保冷剤をタオルで包んでもOKです。
※保冷剤の長時間使用による凍傷、肌かぶれにご注意ください。

 


発熱は、まずは自宅でしっかりとケアしてあげることが大切です。熱だけでなく、嘔吐や下痢を伴うなど、いつもと違う様子が見られて心配なときは、受診を。迷ったときは小児科医や看護師さんに相談をするのも一案です。お子さんの症状に応じた対処法や、受診すべきかなどのアドバイスが受けられる♯8000(子ども医療電話相談)に電話してみましょう。ただし、赤ちゃんが生後3カ月未満で38度以上の発熱がある場合は他の症状の有無に関係なく、夜間や休日でも必ず受診をしてください。
 

監修者

医師 三石 知左子 先生

小児科 | 葛飾赤十字産院院長


東京女子医科大学小児科入局後、東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師などを経て、現在、葛飾赤十字産院院長、東京女子医科大学非常勤講師。


経歴

1982年3月 札幌医科大学医学部卒業
1982年5月 東京女子医科大学小児科学教室入局
1987年4月 東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門配転
1993年1月 医学博士取得
1994年5月 東京女子医科大学母子総合医療センター小児保健部門講師
1999年3月 東京女子医科大学退職
1999年4月 葛飾赤十字産院副院長、東京女子医科大学非常勤講師
2006年4月 葛飾赤十字産院院長



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