私が家族で外出するときに一番気になることは、生後6カ月の子どものおむつ替えとミルクのことです。外出先におむつ替えスペースや授乳室などの設備があるかどうかはもちろんですが、男性でも入れるかどうかも非常に重要です。設置されている場所も多くないので、事前に確認しておかなければなりません。父親でも外出時に利用できる赤ちゃんスペースをご紹介します。
意外と多い? 男性用トイレのおむつ交換台
休日などに出かけると、おむつ替えのために赤ちゃん専用スペースを利用しようとすると、混雑していることがよくあります。そこで私は男性用トイレを利用することで待ち時間を短縮しています。
最近では男性用トイレにもおむつ交換台が設置してあり、ショッピングモールなどにある赤ちゃん専用スペースに比べると狭いですが、予めおむつなどを準備しておけば難しい作業ではありません。私だけで赤ちゃんと過ごせるようになると、妻が自由に使える時間が増えたのでとても喜んでくれました。
簡易テントを常備
私はアウトドアが趣味なので、大きなキャンプ場や公園によく出かけます。そんなとき、コンパクトに折りたためる簡易テントは大変便利です。
キャンプ場や公園にも赤ちゃん設備はあるのですが、数が少ないうえに遠い場合が多いのです。少しのスペースで利用できる簡易テントは目隠しにもなり、とても活躍しています。慣れてくると、設置・撤収共に1分以内で作業できるので、必要なときだけ使用することもできます。
車内も立派な赤ちゃんスペース
おむつ替えはいつ必要になるか予測できません。場所が確保できない場合も少なくないので、そんなときは車内を赤ちゃんスペースとして使用しています。ゆったりと交換できるスペースの確保は難しいですが、車内にある程度準備をしておくと、比較的スムーズに使用できます。
私は助手席の後ろにおむつ替えに使用する小物入れのシートポケットを設置しています。おしりふきやおむつ替えシート、紙おむつなどを入れておけば、すぐに作業に移れるので大変重宝しています。
外出する際、おむつ替えスペースや授乳室などの設備があるか、事前に下調べして出かけても、満足いくスペースが確保できるとは限りません。赤ちゃんと出かけるとき、私はできるだけ必要最低限の所持品で、現地で利用できるものは利用することで、外出するのが楽しくなりました。
著者:吉田直樹
二児の父。原因不明の続発性不妊症のため、夫婦揃って不妊治療を数年おこない授かる。グラフィック・Webデザイン事務所を経て、現在グラフィックデザイン・Webデザインのフリーランスとして活動中。