静かなお店で娘が歌を…
私が「静かにしようね」と注意しても、一度楽しくなってしまった娘はなかなか静かにしてくれません。周囲のお客さんの視線が一斉に集まり、私は冷や汗が止まりませんでした。
そのとき、店員さんが気を利かせて塗り絵とクレヨンを持ってきてくれました。まさかそんなことをしてくれるとは思わず、びっくり! 店員さんにはお礼を言い、塗り絵に夢中でようやく落ち着きを取り戻した娘を見てひと安心。
しかし、その間に一部のお客さんが席を移動していたことに気づき、申し訳ない気持ちでいっぱいに……。食事を終えたあと、私は「うるさくしてしまってすみません」と周囲の方にひと言お詫びをし、なんとか場を収めました。
この出来事以来、娘を連れて外食する際は、飽きないように絵本やおもちゃを持参するようにしました。また、子ども向けのメニューがあるお店や、多少騒いでも大丈夫な雰囲気の店を選ぶことの重要性も学びました。今では娘も成長し、静かに待つことができるようになりましたが、あの時の冷や汗体験は今でも忘れられません。
著者:高橋 よう/30代女性・会社員
4歳の娘を育てる母。時短勤務の会社員。趣味は音楽を聴くこと。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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