お風呂に入る直前にインターホンが
ある生理2日目のこと。少しだるさがあり、いつもより早めにお風呂に入ることにしました。普段のようにつけていたナプキンを捨て、新しいナプキンをお風呂上がりにはくショーツにつけた私。そのまま、洗濯するショーツと、新しいナプキンをつけたショーツを持って、ショーツをはかない状態のままトイレから出て急いでお風呂場まで行くのですが、なんとそのときに家のインターホンが鳴りました。
そういえば、冷凍の商品が届く日。母はちょうど近くのコンビニまで出かけてしまっていました。
荷物を受け取れるのは私しかいない状況だったため、私は使用済みナプキンを外したショーツを一時的にはくことに。経血がショーツに付着する心配はありましたが、短時間であれば大丈夫だろうと思ったのです。そして荷物の受け取りをして、急いでお風呂場に。幸い、ショーツに経血はついておらず、ホッとしました。
お風呂から出たら…「あれ?」
その後、お風呂から出て新しいナプキンをつけたショーツをはこうとしたときです。いつも置いてあるところにショーツが見当たりません。いつも通り洗面所の棚に置いたつもりで、棚から落ちてしまったのかも?と周囲を探してみましたが、どこにもありません。仕方がないので、別の新しいショーツにナプキンをセットしてはくことにしました。
ただ、ナプキンをつけたショーツが家族に見られたら大変です。着替えを済ませたあと、私は洗面所周辺を探すことにしました。
まさか…
探してみても見当たらず、いろいろと考えを巡らせた結果……最悪の可能性に気づきました。
それは、誤って洗濯機に入れてしまったのではないかということ。私が入浴している間に母がコンビニから帰宅し、洗濯機を回してしまっていました。洗濯終了まではあと20分。途中で止めて中を確認しようかとも思いましたが、母にバレたら面倒だと感じ、洗濯機から離れられず、結果20分間待つことに。
洗濯終了後、真っ先にフタを開けると、やっぱり……。インターホンが鳴った際に慌ててしまい、脱いだ服と一緒に、誤って新しいナプキンがついたショーツを洗濯機に入れてしまったようです。ナプキンが破れ、一部の洗濯物についてしまっていて……。母に隠れてこのナプキンのかけらを取るのは大変でした。
改めて、ナプキンを洗濯機に入れてしまうと大変なことになると学びました。生理中は特に、決めた場所にきちんとショーツを置いたことを確認してからお風呂に入ろうと思った出来事でした。
著者:渡辺さあや/20代女性・管理栄養士を目指す大学生。これまで生理のことは気にせず生活してきたが、ある医師と出会い、自身の生理を見直すことになり現在に至る。
イラスト:もふたむ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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