好き嫌いの少ない子どもに育てるコツはある?離乳食のプロが答えます!

「どうすれば好き嫌いのない子に育てられますか?」という質問を受けることが多いという保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さん。この記事では、好き嫌いの少ない子どもに育てるコツはある? そんな質問にお答えします。

色々な離乳食

 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。「どうすれば好き嫌いのない子に育てられますか?」という質問を受けることがあります。赤ちゃんにいろいろな食べ物をまんべんなく食べてほしいと思うのは親心です。将来のために、好き嫌いの少ない子に育てるコツはあるのでしょうか?

 

人生の食のはじまりは離乳食

「人生の食の始まりは離乳食です」と講座でいうと、わかっていたけど「本当だ!」と再確認される方も多いです。人生を80年とたとえると、離乳食は人生80年の食生活の土台づくりをしている時期です。

 

この時期に大切なのは、楽しい食を体験するということです。どうしても、「量を食べる」「栄養をとる」という方向に意識が向きがちになるのですが、離乳食は食べ物を楽しく食べる練習期間でもあるのです。

いつ食べるようになるかはわからない

食の細い赤ちゃんがいつ食べるようになるのか、それは正直わかりません。長年、0~2歳の赤ちゃんを保育している私ですが、同じアプローチをしても、食べてくれる子もいれば、そうでない子もいます。それは、一人ひとり個性が違うからです。

 

その時期その時期で現れる、食べムラや選り好みもあります。 食べられるようになるきっかけは、いつも突然やってきます。わが家の息子は、幼稚園の年中ころから徐々に食べるように。逆に娘は、赤ちゃんのときにはよく食べていたのに、幼稚園のころは選り好みが激しくなりました。

 

多少の好き嫌いは目をつぶろう

「何でも食べますよ!」という好き嫌いのない人。大人でもそんな人を見つけるのは難しくありませんか? 私も「これだけは遠慮します」という食材はあります。苦手な食材があって大丈夫。赤ちゃんは本能的に「この色は、この味は食べたくない」とわかっているのです。

 

でも、苦手だからと言って、食卓から消えるとその食材を見るという経験をできなくなります。そのため、時々はメニューに取り入れてみるのもいいと思いますよ。

 

 

大人のできることは、子どもの「食べたい」をじっくりと待つことと、楽しく食べる雰囲気づくりをすること。これは、長期戦になるかもしれませんが、焦らずにこの時期に「食べるって楽しい!」ということを学ぶと、その後も食べることが好きな子に育ってくれますよ。

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    この記事の著者

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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