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息子の1歳の誕生日に女の子の服を贈る義母「なんで…?」まさかの理由に義父がガツンと痛快なひと言!

初めての妊娠を喜ぶ私たち夫婦。そんな私たちに義母は「男の子」と性別を決めつけてきます。しかし、実際に男の子が生まれて無事に1歳の誕生日を迎えたある日、男の子の誕生を喜んでいた義母が渡してきたのは、なぜか女の子用の洋服でした……。

 

息子の誕生日になぜ女の子の服を…?

不妊治療の末、やっと子どもを授かることができたとき、私たち夫婦も両家の家族もとても喜んでいましたが、安定期を迎えるころからだんだんと義母の言動に疑問を持つように……。つらいつわりが落ち着いてきたころ、そろそろ性別がわかるかなと家族との話題は赤ちゃんのことでもちきりでした。母は「男の子でも女の子でも、どっちでもかわいいよ! 楽しみだね!」と言ってくれるのに対し、義母は「男の子楽しみだね!」となぜか性別を決めつけ、男の子が生まれることが決まっているかのように話を進めてくるのです。「性別はまだわかりません。どちらでも楽しみなことに変わりないです」と返していたのですが、義母は聞く耳持たず。「男の子以外は受け付けない」といった態度です。ストレスを感じるので、できるだけ関わらないようにしていました。

 

少しして赤ちゃんの性別が男の子と判明。自分の希望通りだと義母は大喜びし、「生まれたらこういう髪型にする」「習い事は〇〇ね」などと勝手なことばかり言っていました。モヤモヤする気持ちもありましたが、かわいがってもらえるならと無理やり自分を納得させたのを覚えています。

 

時がたち、元気に生まれてきてくれた息子が1歳の誕生日を迎えた日。妊娠中にはあまり会わないようにしていた義母とも、息子の誕生をきっかけにまた頻繁に会うようになっていました。義母は初孫である息子を溺愛してくれていたからです。


しかし、そんな義母から手渡されたプレゼントを開けてみると、入っていたのはひらひらとしたワンピースでした。あ然としている私に向かって義母は、「次は女の子だから。早くしてね!」と言います。一瞬何を言われているのか理解できませんでしたが、息子を妊娠したときにも性別を決めつけられていたこと、なにより今日は息子の1歳の誕生日だということを思うと、悔しさと怒りで涙があふれそうになりました。そのときです。「何を考えているんだ! 今日がなんの日かわかってるのか! 俺の孫の誕生日だぞ! 邪魔する奴は出ていけ!」と義父が怒ってくれたのです。

 

普段は物静かな義父。こんなに怒っているのを見たのは初めてでした。さらに「こんなにかわいい孫がいて、その孫を産んでくれたのは、このお嫁さんだぞ。感謝はしても、そんな失礼なことを言っていい訳がないだろう」と私のことまでかばってくれたのです。

 

びっくりしたのは義母も同じようでした。そこからはおとなしくなり、女の子用の洋服も全部引き取ってくれましたが、私の前での不満気な態度はそのまま。その一件以来、義母に会うのは極力避けています。

 

今では義父がいるときに限り息子と会わせるようにしていますが、唯一の孫との時間を自分で失うようなことをしたと気づいて、義母は焦りを感じ始めているようです。しかし、根本的な自分勝手な性格を変えることは難しく見え、息子への影響も考えると、これからもなるべく会わないように過ごそうと思っています。
 

 

著者:水沢ありか/30代・ライター。鉄道が好きな9歳の息子を育てるアラサーママ。休日は親子で電車を眺めに出かけて楽しんでいる。

 

作画:ひのっしー

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)

 

 

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