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「59歳の母が認知症に…」認知症は恥ずかしい?なぜ私だけ…母と歩んだ悲しみと気付き【体験談】

私の母は、2015年ごろに認知症を発症しました。当時まだ59歳という若さで、あまりにも早すぎると感じました。

若くして認知症になった母

母の病気がわかってからは、月に一度実家に帰り、母の大好きだったドライブに連れて行ったり、一緒に食事をしたりしました。また、週に一度は電話をかけていました。

 

今では言葉を発することも立つことも難しくなったため、会いに行ったときにはトイレやお風呂のサポートをしています。

 

認知症は恥ずかしい?

周りの人から「親と旅行に行った」、「子どもを親に預けられた」といった話を聞くたび、どうして私だけこんなに悲しいのだろうと思うことがあります。

 

世間一般には、認知症は「なりたくない」、「情けない」といったイメージがあるようにも感じます。実際、私自身も以前はそう思っていました。

 

 

同じ「病気」なのに……

けれど母は、仕事をして家事もしっかりこなし、運動もしていました。決してサボっていたわけではありません。

 

それなのに、がんなどほかの病気と何が違うのだろう? 同じ病気であるにもかかわらず、なぜ認知症には「恥ずかしい」という感情が先立つのだろうか? と考えるようになりました。

 

まとめ

誰にでも病気になる可能性はあります。その1つが認知症であり、決して恥ずべきことではないと母を通して学びました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:木村紀美子/40代女性・会社員。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

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