こんにちは。妊婦さんは薬が飲めないと、つい無理をしていしまっているママも多いのではないでしょうか。今日は臨月の風邪の対処法についてのお話です。
Q. 臨月の風邪の対処はどうするべきですか?
妊娠36週に入った初妊婦です。産休に入ってからすぐに風邪を引いてしまい、一度回復したのですが、ぶり返してしまいました。熱はありませんが、鼻水が止まらず、頭もぼーっとしており、日中はほとんど横になっています。
臨月の風邪の対処法は、どのようにしたらいいのでしょうか? 臨月でも飲める風邪薬は、あるのでしょうか? たとえば、葛根湯は飲んでも大丈夫なのでしょうか?
A.産婦人科で必要な薬を処方してもらいましょう。
風邪は、ほとんどがウイルス感染によるものですが、二次的に細菌感染が生じている場合もあります。その場合、妊娠中でも使用できる抗生物質によって治療することが可能です。総合感冒薬として、葛根湯やPL顆粒がよく処方されますが、葛根湯はどちらかというと風邪のひき始めに効果があるようです。
いずれにしても、産婦人科医や薬剤師によく相談し、必要な薬を使われるとよろしいかと思います。また、体調を早く回復させるには、栄養と水分を十分に摂取し、温かくして安静にし、睡眠をたっぷりとることが必要です。
(回答/天神先生)
みなさんからの妊娠・出産・育児に関するご質問を待っています。「専門家の意見が聞きたい!」という人は是非ご投稿ください。
\ この記事にいいね!しよう /
現在ログインしていません。ログインしますか?