夫婦で筋トレを始めることになったけど…?
私は内心、筋トレは負担だなと思いましたが、夫なりに考えてくれたことがうれしかったので、一緒に筋トレすることを受け入れました。
その日の夜、仕事から帰宅したさきさんは、玄関前に大量の荷物が置かれている光景を目にします。
「ちょっと! これ何よ!」
さきさんがもりおさんを問い詰めると、中身はさきさん専用のウェアやシューズなど筋トレグッズだと言います。
「……あのさ、私言ったよね?」
もりおさんは、以前にも大量のプロテインを勝手に注文しており、次からは相談して物を買うとさきさんに約束したばかり。
さきさんが指摘すると、「だから今朝、相談したじゃん」と、筋トレに誘ったことが相談だったと返します。
「まぁまぁ、大丈夫だって!」
もりおさんは、怒るさきさんをなだめ、筋トレを始めて後々グッズが欲しくなるくらいなら、最初に買ったほうがコスパもタイパもいいと主張するのでした。
さきさんと筋トレを始めるにあたり、勝手に筋トレグッズにお金を費やしたもりおさん。もりおさんは相談したと言いますが、さきさんが言っていたのはお金を使うことに関しての相談。筋トレに誘って承諾を得たからという理由では、まだ買い物をしてはいけませんよね。
節約中であることを考えれば、必要な出費とも言えません。せめて、どんなものがいいかさきさんに聞いたり、一緒にお店で探したりした上での出費なら、さきさんもここまで怒らなかったのではないでしょうか。もりおさんのように相手に一方的に押し付けてしまわないよう、日ごろから気を付けたいものですね。
くまおさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。