少しずつ減っていった営み
交際を始めて最初の1年くらいまでは、週に2回ほどは行為を欠かさないほど充実していたのですが、1年を過ぎたころから私が誘ってもさらっとかわされることが増え、ついにはまったくなくなってしまいました。
そのころ、女性として見てもらえていないのか、それとも他に好きな人ができたのかを問い詰めても、「そんなことはない」と言われるだけでした。夜の生活以外は一緒にいてとても楽しく、不満はなかったので、別れるという選択肢を考えることもできず、レスの状態が2年ほど続いてしまいました。
逆に失せる…!?
私としては相当な我慢をしていたのですが、ある日ついに大喧嘩になり、そのときに元彼から「性欲が強すぎて、逆にする気が失せる」と言われてしまったのです。
その言葉はかなりショックでしたが、私にも問題があるのかもしれないと思い、それからはできるだけそうした欲求をあからさまに表に出さないように気を付けながら付き合いを続けました。
彼の趣味を知った瞬間に…
ところがある夜、元彼がスマホを持ったまま寝落ちしていたため電源を切ろうと画面を見たところ、アニメの際どい格好をした女の子のイラストが大量に保存されているカメラロールが開きっぱなしになっていました。驚いて起こして問いただした結果、どうやら中学生くらいの見た目のアニメの女の子がとても好みだということがわかりました。
趣味としてアニメを楽しむこと自体は個人の自由だと思いますが、それがレスの原因? と思った瞬間、なぜか気持ちがすっと冷めてしまい、最終的に別れを選びました。世の中には、本当にいろいろな感性の人がいるのだと学ばされた出来事でした。
まとめ
私としては、せめて二次元の世界だけにとどまっていてほしいという思いもありましたし、あのとき別れたことで「レスの原因は私だけじゃなかったんだ」と前向きに捉えられるようになったのが唯一の救いだったかもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:鈴木花子/20代女性・主婦
イラスト/ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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