子どもにとって一生に一度の初節句のお祝いです。両親や祖父母から子どもへ日本文化を継承する大切な機会なので、後悔なくお祝いできるようにしっかりと雛人形選びしたいと思いました。そこで、私が雛人形を購入するために実際に人形店へ行った時期、店内の雰囲気、お店での過ごし方などを紹介します。
12月は販売開始時期なので品揃えがいい
人形専門店は12月ごろから雛人形を販売し始める店が多いため、品揃えが一番いい時期だと販売店員から教えてもらいました。人形は作家がひとつひとつを手作業で作っている一点もののため、いいものを早くみつけたかった私。
実際、私が長女の初節句のお祝いのために人形店に行った際は、人気作家の人形が既に売り切れていました。やはりパンフレットやホームページでピンときた人形があれば、すぐにでも購入を検討した方がいいと感じました。
空いている店内でゆったりと見学できる
12月の店内は空いていてじっくりと人形を見ることができます。人形専門店は授乳室を完備していることが多く、娘が急に泣き始めてもすぐに授乳することやおむつ替えをすることができました。
赤ちゃんを連れていくとしたら、冬の人混みはなるべく避けたいですし、空いている12月は穴場だと思います。混雑していたら、ゆっくり選ぶこともできずに納得した人形選びができなかっただろうと思います。
アドバイザーにじっくり話を聞ける
店が繁忙期ではないため、アドバイザーの方の接客が丁寧なのもよかったです。人形の由来や作家の紹介など、素人では知らないことをじっくり聞くことができました。実際にアドバイザーの方に話を聞くと、12月にゆっくり選ぶほうがあとあと後悔しない人形選びができるとのことです。
選び始めると雛人形の奥深さを知り、こだわり抜いて満足のいく雛人形を選べましたし、毎年大切に飾りたいという気持ちになりました。
子どもを大切にする親心として、お気に入りの人形を選びたいという気持ちはどの母親にもあると思います。私自身は12月にお店に行き、後悔なく一生大切にしたいと思える人形を買えました。毎年、節句を大切にしている母親の姿を見て、子どもも日本文化を大切に思い、祝福できる子に育ってくれたらいいなと思います。
著者:永田 怜
2015年に長女、2017年に長男を出産。長女の幼稚園受験をきっかけに教育の奥深さを感じ、幼稚園教諭取得を目指しながら子育てに関する記事を執筆している。