いろいろと助けてくれた友人
中学生のころの出来事です。その日は、私は全体朝礼でスピーチをする必要がありました。無事にスピーチを終え教室に戻ろうとしたとき、後ろにいた女友だちが「スカートに生理の血が付いてる」とこっそり教えてくれたのです。私が動揺していると、彼女は「ちょっと待ってて!」と言って、私のロッカーから体操服を持ってきてくれたうえ、「予備の制服を借りに行こう」と一緒に保健室までついてきてくれました。その友人の影響で、私も生理で困っている人がいた場合は、積極的に助けることを意識しています。
◇ ◇ ◇ ◇
中学生時代に経血漏れをしてしまったところ、友人がいろいろと手伝ってくれて、自分もその友人のように人助けをするようにしているとのエピソードを寄せてくれた藤原ふじこさん。学校や職場で経血漏れをすると、焦ってしまう場合もあると思います。そんなとき、親身になって手伝ってくれる人がいると、とても心強いですよね。
著者:藤原ふじこ/30代女性・会社員
イラスト:内海涼流
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!