韓国ドラマ『おつかれさま』( 폭싹 속았수다 )
済州島で生きる気丈な少女と誠実な少年。挫折と成功を繰り返し生きていくふたりの人生の物語は、世代を超えても続いていく力が愛にはあると教えてくれる。
韓国ドラマ『おつかれさま』キャスト・相関図
IU、パク・ボゴム、ムン・ソリ、パク・ヘジュン、キム・ヨンリム、ナ・ムニ、ヨム・ヘラン、オ・ミネ、チェ・デフン、チャン・へジン、キム・ソンホ ほか
オ・エスン(演:IU)
▲Netflixシリーズ「おつかれさま」独占配信中
ヤン・クムミョン (演:IU)
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IUだけ一人二役です。
若い頃のオ・エスンとオ・エスンの子ヤン・クムミョンを演じています。
オ・エスン(演:ムン・ソリ)
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ヤン・クムミョン(演:IU)が登場してからは、オ・エスンはムン・ソリが演じています。
ヤン・グァンシク(演:パク・ボゴム)
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パク・ボゴムはIU演じるオ・エスンの彼氏・夫であるヤン・グァンシクを演じています。
時代が行ったり来たりするのと同時に、キャストも年齢を重ねたり、若返ったりするので配役を理解するのが大変かもしれません。
オ・エスンの母(演:ヨム・ヘラン)
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ただ、この目まぐるしく変わる配役がラストの涙腺崩壊の伏線かもしれません……。
韓国ドラマ『おつかれさま』ネタバレ注意な見どころ
いろいろな愛の形がつまったヒューマンストーリー
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このドラマはラブロマンスというカテゴリーとなっていますが「愛」をベースにした、1人の女性の人生を描くヒューマンラブストーリーといった印象です。
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一途な愛、夫婦の愛、子を想う親の愛など形はいろいろあると思いますが、特に印象的だったのがヤン・グァンシク(演:パク・ボコム/パク・ヘジュン)の愛し方。
子どものころからずっと変わらずオ・エスン(演:IU/ムン・ソリ)を想い続け、紆余曲折ありながら夫婦になりますが、その人生が終わるときまでずっとエスンを愛し続けている姿に心が震えました。
こんな夫だったら素敵だなぁ~と思ってしまうほど(笑)。
軽い気持ちで開封したらヤバイ!号泣シーンが満載
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IUとパク・ボコムという好きなキャストに惹かれて軽い気持ちで開封したところ、第1話から泣けるシーン満載で心が追いつきませんでした。
特に筆者の心に刻まれた号泣シーンは3つ。
※SNSの韓ドラ界隈では作品を見始めることを「開封」と呼ぶ人もいます。
①幸せの絶頂から絶望のどん底へ
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第6話ではエスンとグァンシク夫婦が幸せの絶頂から絶望の淵に立たされる事件が起こります。
正直6話のエピソードは観るのがつらすぎてここで離脱してしまう人もいるのではないかと思うほどです。
家族ひとりひとりが傷つき、後々までも引きずるつらい出来事なので子を持つ親の立場で観る人はご注意を。
②結婚式 父と娘の想いに号泣
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第13話では娘クムミョンの結婚式が行われます。
父グァンシクが娘クムミョンに幼いころから何度も言い続けてきた「忘れるな、違うと思ったらバックして戻ってこい。お父さんが待ってる」という言葉とその回想シーンに涙が止まりません。
また、父親として娘を新郎パク・チュンソプ(演キム・ソンホ)へ渡した後、大号泣するシーンもなおさら涙を誘いました。
③最愛の人との別れ
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第16話、身体を酷使しながら家族のために頑張ってきたヤン・グァンシクに、多発性骨髄腫(癌の一種)という病気が発覚します。
彼は、必死に支えながら看病するエスンに「自分が死ぬときに泣かないでくれ、最後は笑顔がみたい」といいます。
エスンはその約束を守り、集中治療室のドア越しから涙しながらも笑顔を見せる姿に号泣。9歳の頃からずっと一緒だった2人の別れの瞬間は、やはり涙なしでは観られませんでした。
パク・ボコムは一人二役じゃない
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この作品、第6話の後半からメインキャストが変わります。
年を重ねたエスンはIUからムン・ソリに。
グァンシクはパク・ボコムからパク・ヘジュンになり、パク・ボコムは回想シーンのみで登場です。
IUにおいては娘クムミョンの役で登場するのでよいのですが、パク・ボコム目当てで観ている人にはがっかりしてしまうかも……。
ただ、年を重ねたグァンシク役のパク・ヘジュンにおいてはドロドロドラマ『夫婦の世界』の不倫夫のイメージを払拭するような真逆の演技は注目ですよ。
きっと、どこで誰かに刺さる名言がある
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この作品には年齢や性別は違えども、どこかに必ず共感を覚える名言やシーンがあります。
特に筆者に刺さったのが「大切な人が毎日家に帰ってくること、それは日々の奇跡だった」というエスンが書いた詩。
日々忙しい生活の中、家族が出かけて帰ってくるのは当たり前だと思いがちですが、改めて感謝の気持ちが湧いてきます。
人生のバイブルみたいで、とても心震える作品でした。
韓国ドラマ『おつかれさま』視聴率
韓国ドラマ『おつかれさま』全16話はNetflixストリーミング配信のため、視聴率はありません。
時代設定が1960年~2025年という親子3世代をつなぐ壮大なストーリー。
全体的に親と子の泣けるヒューマンストーリーなのですが、NHKの朝ドラみたいな情景なので、好き嫌いはあるかもしれません。
もし視聴率があったら、何%だったのか気になるドラマでした。
韓国ドラマ『おつかれさま』と合わせてチェックしてほしい韓国ドラマ
ジョンニョン:スター誕生( 정년이 )
韓国ドラマ『ジョンニョン:スター誕生』全12話の平均視聴率は11.3%でした。
最高視聴率は最終回(第12話)の16.45%。
・1位:涙の女王 24.8%
・2位:愛の不時着 21.6%
・3位:恋のスケッチ ~応答せよ1988~ 18.8%
・4位:トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜 18.6%
・5位:ミスター・サンシャイン 18%
・6位:哲仁王后~俺がクイーン!? 17.3%
・7位:イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜 17%
・8位:シュルプ 16.8%
・9位:ジョンニョン:スター誕生 16.4%
・10位:ヴィンチェンツォ 14.6%
tvN歴代視聴率第9位の高視聴率ドラマになりました。(2025年4月14日時点)
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人気ウェブトゥーン原作、大ヒット作品『愛の不時着』『涙の女王』『私の夫と結婚して』などで知られるスタジオドラゴン制作が贈る本作は、少女ジョンニョンがその天性の美声と表現力を武器にスターダムを駆け上がる感動のサクセスストーリー。