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「そんな名前、本当にあるのかな?」領収書対応でパニック!やらかした私が学んだこと【体験談】

高校生の夏、初めてのアルバイトで、私は思いがけない出来事に直面。漢字が苦手だった私は、領収書を書くのが怖くてたまりませんでした。そんな私が直面した“まさか”の体験と、そこから学んだ大切な教訓とは。

 

初めてのアルバイトで願っていたこと

当時高校生だった私は、夏に初めてのアルバイトを始めました。アルバイト先は飲食店で、そのころはまだ領収書を手書きしていた時代です。正直、私は漢字が苦手だったので、「どうか領収書を必要とするお客さまに当たりませんように」といつも願っていました。

 

お客さまに領収書を頼まれて大ピンチ

でも、とうとうその瞬間がやってきました。

 

「領収書ください。やまだひでかずで」とお客様がおっしゃったので、「かしこまりました。山田さまですね。下のお名前の漢字を教えていただけますでしょうか?」と確認しました。すると、お客さまはこう言ったのです。

 

「英語の ‘えー’ に平和の ‘わ’ です。」

 

……英語のAに平和の和?

 

一瞬、頭が真っ白になりました。「そんな名前、本当にあるのかな?」と混乱しながらも、ふと「佐藤B作」というタレントさんがいたことを思い出しました。「B作さんがいるなら、A和さんもあり得るのかも?」と勝手に自己解釈し、「山田A和様」と震える手で書いてお渡ししました。

 

案の定、お客様は大爆笑。「山田英和です」とやさしく訂正してくださいました。

 

 

思い込みの怖さを痛感

その瞬間、自分の早合点と思い込みを恥じました。「きちんと確認すればよかった」と反省し、わからないことは自己判断せず、すぐに聞くことの大切さを学びました。

 

また、お客さまが笑って受け流してくれたことで、恥ずかしさよりも感謝の気持ちが残りました。「あのとき、怒られなくてよかった」と心から安堵したのを覚えています。

 

まとめ

この経験を通して、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉が心に深く刻まれました。わからないことをそのままにせず、確認することで防げるミスがあると実感しました。大人になった今でも、この教訓を胸に「わからないことはきちんと確認する」という姿勢を大切にしています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:佐藤みなみ/30代女性・主婦

イラスト/きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

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