いきみたくない
私は、小学4年生のときに初潮を迎えました。すると、今までは普通にしていた「排便」が急に嫌いになってしまったのです。
なぜなら、小学生の私は、経血を「汚らしいもの」と思う気持ちが強く、排便と同じように感じたから。いきむと経血が出る感じもして、生理期間中、私は排便をなるべく我慢するようになってしまったのです。
排便を我慢していると…
ただ、便意を我慢することは体によくありません。以前よりも肌荒れすることが増え、長時間我慢したことで吐き気を感じることもありました。
そんなある日、テレビで「デトックス」という言葉を耳にしました。しっかりと便を出すことは体のデトックスにつながり、腸をキレイにするサイクルが整うとのこと。それ以降、トイレを我慢することは、汚いものをずっと体内にため込んでおくことと一緒だと気づき、生理期間中でもちゃんとトイレに行くようになったのでした。
大人になった今は、経血を汚いものとは捉えていません。これは思春期ならではの悩みだったと思います。もし、自分に娘ができた際は、同じような悩みを抱えないよう、生理について正しい知識を教えてあげたいです。
著者:石井せつ子/30代女性・20年以上、医療事務として勤務中。バセドウ病や子宮内膜症を患い、自身のエピソードが誰かの励みになればと思い発信している。趣味は、彼と一緒にプロレス観戦!
イラスト:ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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