お正月に旅行へ
ある日の彼とのデート中、お正月に旅行をしようという話になりました。まずは行き先をどこにするか調べたのですが、彼は「どこもよさそう」としか言わないため、なかなか進まず……。結局、私が「九州の中から選ぼう」と提案し、大分県に決定しました。
決定権を私に委ねてくる彼にすでに疲れていましたが、本当の問題はこれからでした。
「なんでもいい」と言いながらも…
その後も旅行先でやりたいこと、ホテルやレンタカーの予約、どのくらいの予算が必要かなど、調べて決めなくてはいけないことが山ほどあったのですが、彼は「なんでもいいよ」と、すべて私が決めることに。しかし、「なんでもいいよ」と言いながらも、案を出すと「それは嫌だ」「値段が高すぎる」など不満たらたら。
そして、ムカついた私が「少しは動いてほしい」と伝えると、彼は「旅行先で車の運転をするのは俺だから、そのくらいやってよ。これからも旅行はこうなると思う」と言うのです。動く気のない彼に呆れた私は、「ならこれが最後の旅行だね」と宣言したのでした。
私は、旅行先でやりたいこと、食べたいものなど一緒に考えるのが楽しいと思うタイプです。結局、旅行も終始気まずい雰囲気で、数カ月後に私のほうから別れを告げることに。「一緒にいて疲れてしまう」相手とは、自分の将来は考えられないなと感じた出来事でした。
著者:桶良妙子/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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