デートはいつも高級レストラン。「正直、割り勘はキツい…」本音をぶつけたら…彼からまさかの言葉が

20代のときの出来事です。当時、私は今の夫とは違う男性と交際していました。彼は私より12歳年上で、出会いはマッチングアプリ。メッセージをやり取りしてから実際に会い、私たちはすぐに意気投合しました。

 

そして、4回目のデートで彼から告白され、付き合うことに。彼は年上ということもあり、金銭的にも精神的にも余裕があるところが魅力的でした。デート代は彼が多めに払ってくれることが多く、私が「悪いから……」と半額を出そうとしても、「大丈夫だから！」と笑顔で受け取らないでくれたのです。

 

しかし、付き合ってから3カ月ほど経過すると、彼が「デート代はすべて割り勘」と言うように。

 

もちろん、割り勘なのは問題ないです。ただ、彼がデートとして提案するお店はいつも高価なところ。コース料理でひとり1万円以上ということもザラにあり、収入がそこまでなかった私は、彼とのデートのたびに出費に「キツいな……」と感じるようになりました。「もう少し安いお店に行かない？」と言っても、彼は「俺の身の丈に合わないから」と聞き入れてくれませんでした。

 

そしてある日、ささいなことで喧嘩になり、お金についての不満をぶつけたところ、「金銭感覚が合わない」「なんでお前の分まで俺が出さなければいけないのか。自分で払え！」と激怒され、私は振られてしまったのでした。

 

 

付き合っている人に振られるのは初めてだったため、1カ月いくらいは落ち込みました。しかしその後、現在の夫と出会い、金銭感覚も一致し結婚。今では、あのとき振られてよかったと思っています。

 

著者：ゆんしゃん／30代女性・2人の兄弟を育てる専業主婦。夫とはひと回り年齢が違います。
イラスト：マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年12月）