お金の貸し借りはしてないけど…
クレーンゲームをしたいと言っても、娘が決めた「今日使っていいお金」はすでに0。私は娘に「あなたのお金はもうないからゲームはできないよ。それでもみんなと一緒に行ってくる?」と聞くと、娘は「うん、行ってくる!」と言うので見送りました。
数分後、私はクレーンゲームをしに行った娘たちの元へ。すると娘が「ママ見て! こんなに取れた!」とお菓子の山を見せてくるのです! 驚いて「え? お金なかったじゃん!」と言うと、「Aちゃんがくれたの!」とニコニコ。
どうやらお友だちの一人が娘に自分のお金を渡し、そのお金でクレーンゲームを楽しんだようでした。その額、600円分。小学生にしては高額です。
普段から「お友だちとお金の貸し借りはしないよ」と伝えていましたが、それを娘は「貸し借りはダメだけど貰うのはOK」と考えたようです。相手の子も自分のお菓子を分けてあげるような感覚でお金を渡したようで、相手の子のママと一緒に「あげても、もらってもダメ」と焦って教えました。
相手の子には600円を私から返し、娘がとったお菓子はみんなで山分けに。小学1年生になって自分でできることが増え、しっかりしてきたように見えた娘ですが、やはりまだまだな部分も多く、親の思いが正しく伝わっていないものだなと実感しました。もっとよくコミュニケーションをとらなければいけないなと感じた出来事でした。
著者:山口花/30代女性/2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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