「ビックリするかも…」おじいちゃんとはこれで最後…孫の反応は #預金資産ゼロの父が倒れた話 188
「預金資産ゼロの父が倒れた話」第188話。2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。
エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院。記憶力低下が顕著で預金も資産もない状態だったので、生活保護を申請して支給金を受けることに。
介護施設に入所後、医師からもう回復は望めないと言われ、お父さんは要介護度は4に。続けて「自然な最期を施設で迎える」形で良いかと確認されたエェコさん。脳裏に浮かんだのは、「自然に死なせて」というお父さんの言葉でした。新型コロナ対策で面会謝絶が続く中、お父さんは食事もとれなくなり、「覚悟が必要」とのこと。3カ月ぶりの面会でお父さんはさらに痩せて起き上がれない容態にもかかわらず、「大丈夫か、ここの金は……」とボソリ。以前は「心配なら貯金しておいて」とイラつかされたあの言葉が、今は愛おしく感じます。「大丈夫、私がやっている」「お前に任せていたら安心だ……」これが最後の会話となりました。1週間後、お父さんが発熱し血圧測定不能に。数日が過ぎ、ついに深夜に訃報が到着。覚悟していたからか涙も出ないまま翌朝になり、葬儀屋が来る時間に病院へ。遺体が横たわる病室で、エェコさんの脳裏には恐怖の対象であるひどい父親像がよみがえりました。しかし、つらい思い出より楽しい記憶があふれ出て、「ずるいなぁ」とボロ泣きしてしまいます。その後、葬儀屋が遺体を斎場まで搬送するのに同行。死亡届を書く際に医師による死亡診断書を見ると、発症してから亡くなるまでわずか9カ月でした。
書類の手続きはできたものの、火葬は3週間後になるとのこと! 予想外に時間がかかるようで驚きつつも、安置室に孫たちも入れるとわかり、半泣きになったエェコさん。死亡届の提出まで請け負ってくれる葬儀屋さんに大感謝でした。
義母にも連絡








父の訃報について、お世話になった義母と学校帰りの子どもたちに伝えた私。翌日、安置所の遺体と会ってもらおうと思っていました。
「亡くなった」ことはスンナリ受け入れていた様子の子どもたち。しかし、痩せて変わり果てた姿にビックリしてしまうかもしれません……。この機会が本当に最後なのだと、私も覚悟を決めました。
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病院から斎場へ移動し、手続きを終えて帰路に就いたエェコさん。ようやく落ち着いてお義母さんと子どもたちに、お父さんの訃報を伝えられました。翌日には皆で安置所に会いに行くことができそうです。子どもたちにはショックな対面となるかもしれませんが、最後の機会ができてよかったです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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