わが家の子どもは4人。年子の長男・次男、1学年離れた長女、そして長男と7歳差の三男がいます。年が近い子どもの育児、年の差のある子どもの育児を両方経験して、生活面や経済的などでさまざまな違いを感じています。年が近いきょうだいと年の差きょうだい、はたしてどちらが良いのか? 私としてはどちらも良い面があると感じています。
年が近いきょうだいの育児のよさ
長男と次男は年子で生まれ、その後に1年あいて長女が誕生しました。はじめは同時に起こる夜泣き、一緒にかかる風邪のお世話に追われ、大変な部分も多くありました。しかし、振り返ってみると、あっという間に大きくなり、子育てが一気に過ぎ去ったように思います。
長男と次男は、同じサイズのおむつや洋服を共用できる時期もありました。娘の洋服は新調しましたが、そのほかの新生児用品は買い足すことなく、3人目でも金銭的には楽だと感じました。
年の差きょうだいのよさ
長男と7歳差で生まれた三男の育児を通して、一番よかったと感じたことは赤ちゃんと一対一で付き合える時間が多くあるということです。夜泣きも一対一なので、体力的にも楽だったと感じます。また、上の子たちが赤ちゃんの入浴などを手伝ってくれたときは感動し、改めて年の差育児って素敵だなと感じましたよ。
しかし、わが家の場合、古くなって処分してしまった育児用品が多く、新しく揃える必要があったので、出産準備の出費は多くありました。
教育の補助金の違い
住んでいる自治体や世帯収入によって違ってくると思いますが、わが家の場合、年が近い上の子3人は幼稚園の補助金額が大きく、家計としては非常に助かりました。年が離れて生まれた末っ子は、もうすぐ幼稚園なのですが、補助金額がグッと少なくなるようです。
保育園にするか幼稚園にするか、私立か公立かによって違ってきますので、家族計画を考えている方は補助金についても調べてみるといいと思います。
年が近いきょうだいの育児、年の差のあるきょうだいの育児を両方経験して、私が感じた違いや良いところをご紹介しました。あくまで個人的な意見ですが、2人目・3人目を考えている方は参考にしてみてくださいね。
著者:武山あゆみ
三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。