前兆がまったくなく昼食も完食
天気が良い朝でお出かけ日和。すっきり起きることができ、皆で出かけようと決まっていた日だったので、心は晴れやかでした。
夫が車を運転し、私は子どもと時折会話をしながらドライブ。久しぶりに家族で出かけたこともあり、話が弾み、あっという間に昼食を食べようと決めていた定食屋に着きました。
この日のために朝ごはんを少なめにしておいたので、私のおなかはペコペコ。ものすごい勢いで完食しました。満腹感と満足感で満たされました。
次の目的地である大型ショッピングモールへ向かう道中も楽しく車内で会話。楽しいひとときを過ごしながら向かいました。異変を感じたのは、ショッピングセンターに到着し、エレベーターに乗ったときでした。急に頭がクラクラし始めたのです。
必死で我慢するも家に帰宅しダウン
エレベーターを降りると、めまいだけでなくキーンという高い音の耳鳴りも始まりました。久々の外出だったので、家族には知られたくない思い、「トイレに行ってくるから見てて。あとで電話する」と言って家族と離れ、化粧室の近くにあった椅子で20分ほど休みました。
目を閉じるとぐるんぐるん頭の中が回っていて、ジェットコースターに酔ったかのような状態でした。近くの自販機で水を購入して、少し良くなったところで家族と合流。本当は休んでいたのですが、早く帰宅したかったため、ひとりである程度見て回ったと伝え、帰宅を促しました。帰りの車の中は、めまいと耳鳴りがひどく、誰の声も聞こえず何も見たくない状況でした。そして帰宅すると、そのまま倒れました。
病院へ行けたのは症状が落ち着いた3日後
それから3日間は、めまいと耳鳴りがひどくてまともな食事もできませんでした。ただ、時間がたつにつれ、起きていてもめまいが起こらない時間帯が出てきたため、その間にまとめてやるべき家事をしました。
めまいは2日くらい休むとだいぶ良くなりましたが、耳鳴りがなかなか治らず、症状が出てから3日後に病院へ行きました。脳の検査などをしましたが、特に異常は見つからず、更年期の入り口ということで薬を処方されました。負担の少ない漢方薬を28日分飲み切って、それでも症状が改善しない場合は再度診察するよう医師から告げられました。
漢方を飲み始めて2週間、疲れとともに耳鳴りがすることはありますが、めまいはだいぶ落ち着いています。私は42歳なので、更年期という言葉はまだ先だと思っていましたが、今回の診察で一気に「老化」という現実を突き付けられたような気持ちになりました。
まとめ
自分の年齢と向き合わず、知らぬうちに少しずつ無理を重ねた結果が、今回のことにつながったと思いました。自分の体と年齢を加味し、もっと自分自身をいたわりながら過ごそうと気付かせてくれた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:徳 衿唯/40代。最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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