自分の目的のためなら、手段を選ばないフユミさん。自分の娘・ユキエちゃんに「ハルさんはいじめっ子」というデマを流させ、ハルさんの娘のサクラちゃんが保育園でひとりぼっちになってしまったことも……。
大人同士の問題に子どもを巻き込むフユミさんに、とうとう雪彦さんとユキエちゃんは愛想をつかして、家を出てしまいます。家族、仕事、友人とすべてを失ってしまったフユミさんは、さらにハルさんを逆恨みするように。
それでもハルさんは、家族に見限られ行く当てがないというフユミさんを放っておくことはできず、仕方なく自宅に泊めることに。ところが、フユミさんの「仲直りしたい」という申し出に対し「娘を傷つけたあなたを絶対に許さない」ときっぱり断ったことで、「人でなし!」と逆ギレされたのです。
フユミさんにこれ以上関わりたくないハルさんと夫は「出て行くからお金をちょうだい」という非常識な要求をのむ代わりに、二度と姿を見せないことを条件として突きつけます。
こうして平穏な日常が戻ってきたかのように思えましたが、サクラちゃんたちの卒園式の日にフユミさんが現れます。園長先生が帰るように伝えても、フユミさんは断固拒否! 園児たちもその騒ぎに気づき、会場がざわつきはじめます。
卒園式に現れた自己中ママの目的は、なんと…
「せっかくの子どもたちの晴れ舞台を台無しにされたくない」
ハルさんたちの願いも虚しく、フユミさんは騒ぎ立てるのをやめません。しびれを切らした園長先生が「何が目的なの!?」と尋ねると、フユミさんは「卒園祝いに、花火を打ち上げるのよ!」と驚きの言葉を口にします。
あまりにも突飛な発言に、園長先生は「火をつけた瞬間、警察を呼びますよ!」と警告しますが、フユミさんには響かず……。
結局、「バーン!」という大きな音とともに、一発の花火が打ち上がってしまったのでした。
ここまでくると、もう単なる迷惑行為では済まされませんよね。周囲への配慮を欠いた身勝手な行動は、どんな理由があったとしても許されません。
迷惑を省みず非常識な行動を取るフユミさんに、もはや同情の余地はありません。これ以上自分勝手に振る舞うのであれば、しかるべき対応を講じる必要があるでしょう。
そうなる前に、フユミさんには自分の間違いを自覚し、行動を改めてもらいたいですね。
つきママさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。