「まだ…?」赤ちゃんがいる感覚なのに→内診の結果まさかの展開に!?
1人目の出産時、日曜日に陣痛が来ました。LDRが5つもある病院なので安心していたら、なんと満室!他の妊婦さんは緊急帝王切開、3日間陣痛が続いている、お産の進みが早いなど、とにかく人手が少ない中スタッフさんは大忙しで、初産の私のところにはほぼ来ませんでした。
しかし、ひとりで陣痛に耐えていたところ、出口に何か挟まっている感覚! ナースコールをすると「初産だし、まだ生まれないよ」と言われましたが、内診してほしいとお願い。するとやはり生まれる寸前の状態だったようで、「大変もう生まれる! 誰か来てー! 」と急いでスタッフさんを集めていました。超特急で分娩スタイルになり、いきむ暇もなく無事出産。生まれる直前に先生が到着して、ナイスキャッチで取り上げていただきました。
監修あり:助産師/松田玲子
著者:小川 ゆい/20代・会社員/2歳と0歳の姉妹を育てるママ。製薬会社に勤めている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
◇ ◇ ◇
いざ出産を迎え、ドタバタな中での出産。スタッフさんも忙しく、なかなか経過を把握することができずに不安な気持ちもあったかと思いますが、無事に赤ちゃんも生まれ安心したことでしょう。予想外のドタバタな出産も、今では忘れられないはじめての出産の思い出になったかもしれないですね。
続いてご紹介するのは、出産直前に届いた夫からの衝撃のメールが思わぬ展開を招いたエピソードです。お産の状況を伝え、夫から返ってきた返信は……!?
子宮口全開!夫に連絡したら→「あと20分耐えて」の衝撃返信で大混乱!
2人目を出産したときの話です。午前4時に陣痛が来たため、夫に4歳の娘をお願いして私は病院へ向かいました。立ち会い出産希望だったのですが、長女を保育園に送ったりすると病院に着くのは9時を過ぎると夫から連絡があり、それまでひとりで耐えることに。ところが……。
思ったよりお産の進みが早く、9時前には子宮口が開き、分娩台へ向かうことになったのですが、そのことを夫に連絡すると「あと20分で着くから耐えて! 」と謎の返信がありました。まだ破水しておらず、「人工破膜したらすぐ出てくるけどどうする? 」と助産師さんに聞かれたのですが、私は勢いで「耐えられるとこまで耐えます! 」と答えてしまい、20分産まずに耐えるつらい時間を過ごしました。
夫が病院に着いてすぐ人工破膜してもらい、到着から10分後には第2子の女の子を無事出産。まさか子宮口が開いたあとに、産まずに耐えることになるとは思いませんでしたが、結果的に夫も立ち会うことができてよかったです。
あとで夫に聞くと、出産が思ったより早く進んで慌ててしまい、思わず「耐えて」という意味のわからない返信をしてしまったとのこと。私が本当に耐えているとは思わなかったみたいで、産後にたくさん謝罪とお礼を言われました。耐えた20分はとてもつらかったですが、夫にありがとうと言ってもらえ、頑張ってよかったと思った出来事です。
監修あり:助産師/松田玲子
著者:本名 ねむ/20代・パート/4歳と0歳の姉妹を育てる母。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
◇ ◇ ◇
いざ迎えた2人目の出産は、思わぬ展開の連続でしたね。夫からのまさかの「20分耐えて!」に応えたママのがんばりに拍手です。無事に立ち会えて、家族の絆がより深まった瞬間ですね。
最後にご紹介するのは、無痛分娩で出産予定のママのエピソードです。リラックスしていたはずが、まさかの事態に?!
無痛分娩のはずが…出産直前にまさかの事態で激痛に!?一体何が?
妊娠した当時、夫がアメリカで仕事をしていたので、アメリカで出産することになりました。アメリカでは無痛分娩を選ぶ方が多いと聞いていたので、私は何の迷いもなく無痛分娩を選択。
出産予定日になっても子宮口が開いてなかったので、予定を決めて入院することに。まず相部屋に通され、そこでバルーンを入れて破水。すぐに陣痛が来ました。痛くなってきたので、すぐに麻酔をしてもらえると思っていたのですが、緊急で分娩台がうまって移動ができないとのこと。相部屋では無痛分娩の処置ができないらしく、「ここで産むことになったら自然分娩です」と言われました。私は、「嘘つきー! 無痛って言ってたでしょ! 分娩台が空いたか聞いてー!」としばらく夫に訴え続けていました。
その後、無事に分娩台に移動して無痛分娩で出産。私は無痛ということに安心して、陣痛がきたらどのように対処するのかなど調べていませんでした。予期せぬ事態になることもあるので、もしものときに対応できるように下調べをしておくことは重要だと学んだ出来事です。
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:ほしのチョコ/1児の母。夫は単身赴任のため、パートをしながら育児に奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
◇ ◇ ◇
無痛分娩でも、様々な状況の変化で自然分娩に切り替わることもあるのですね。予想外の展開に、「嘘つきー!」と思わず叫びたくなる気持ちに、共感した方も多いのではないでしょうか。あらためて備えの大切さを実感したエピソードでしたね。
いかがでしたか? 今回は出産直前にまつわるエピソードをご紹介しました。予定通りに進まないのが出産のリアル。どれだけ準備をしていても、当日は予測不能な出来事がつきものです。だからこそ、ひとつひとつの出来事が心に残り、いつか振り返ったときに「あのときの出産、よく頑張ったよね」と笑い合える、かけがえのない思い出になるのかもしれませんね。