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ひとりで運転中に陣痛!しかも車がガス欠に「早く乗って!」え?知らない人が乗せてくれてまさかの展開に

妊娠38週目、里帰り先の病院で定期健診を終え実家へ帰る途中の出来事です。突然激しい腹痛に襲われました。「まさか陣痛!?」と思った私は、急いで車を実家へと走らせました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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運転中に陣痛! しかもガス欠…

しかし運悪く、残りわずかになっていたガソリンが底をつきそうに。最寄りのガソリンスタンドまであと数キロというところでいよいよ動かなくなりそうだったので、路肩に寄せたところ、車は完全に停止。事前にガソリンの残量を確認していれば……と後悔しながら、私は助けを求めるためにハザードランプを点灯させました。ただ、時刻はすでに夜遅く、交通量もほとんどなく、ひとりぼっちでどうすることもできません。

 

ひとまず実家に連絡しようと思っていると、たまたま通りかかった一台の車が停まってくれました。事情を説明すると、その方はなんと私を乗せてガソリンスタンドまで連れて行ってくれ、ガソリンの携行缶も貸してくれました。おかげで無事にガソリンを給油し実家へと戻れたので、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

しかし実家へ向かう道中でも陣痛は続き、実家に到着するや否や病院へと直行。その日の深夜、無事に元気な赤ちゃんを出産することができました。助けてくれた方には本当に感謝しています。

 

今回の出来事で、私は周りの人のやさしさに改めて気づかされ、困ったときは誰かに助けを求めることも大切だと学びました。また車の運転前にはガソリンの残量をきちんと確認すること、そしていつ何が起こるかわからないので、余裕を持った行動を心がけることの大切さを痛感しました。

 

 

◇ ◇ ◇

 

赤ちゃんが無事に生まれて本当によかったです。

 

今回の体験談のように、予期せぬタイミングで陣痛が始まることもあります。妊娠中は体調が急変することもありますので、なるべく運転は控え、移動手段はタクシーや公共交通機関、家族の送迎などを検討しましょう。

 

特に、妊娠初期(妊娠15週ごろまで)はつわりなどで体調が不安定になりやすく、運転中に気分が悪くなる可能性があります。妊娠中期(妊娠16週~27週)は比較的安定していますが、貧血やめまいなどが起こる可能性も。妊娠後期(妊娠28週以降)はおなかが大きくなり、運転操作が難しくなるだけでなく、いつ陣痛や破水が起きるかわかりません。

 

やむを得ず運転する場合は、シートベルトを正しく装着し、こまめに休憩をとる、悪天候や慣れない道での運転は避けるなど、安全に十分注意してください。万が一に備えて、母子健康手帳を携帯しておくとよいですね。

 

 

著者:白鳥 日奈子/30代女性・会社員

3歳の娘を育てている母。現在、結婚4年目。

 

作画:森田家

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

 

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