今回は、2025年4月に生まれた女の子3,473名の名前をもとに、人気の「フラワーネーム」をランキング形式で紹介します。
1位 美桜(主なよみ:みお)
「フラワーネーム」1位は「美桜」。年間ランキングでは2023年に29位、2024年には22位と着実に順位を上げてきた注目の名前です。4月の月間名前ランキングでも首位を獲得しました。
「美」は美しさや愛らしさを、「桜」は春を象徴する「桜の花」を表します。「美桜」という名前には「美しい桜のように、人を和ませるやさしさと華やかさを持ってほしい」という願いが込められているようです。
2位 桜(主なよみ:さくら)
2位にランクインしたのは、シンプルながら根強い人気を誇る「桜」。2023年の年間ランキングでは57位、2024年には73位にランクイン。4月の月間名前ランキングでは4位にランクインしました。
「桜」には、「桜のようにみんなに慕われ、愛される存在に育ってほしい」という想いが込められることが多く、季節感あふれる名前として毎年春生まれの女の子に人気が高まります。
3位 陽葵(主なよみ:ひまり)
3位にランクインしたのは「陽葵」。2023年には年間1位、2024年には2位と、圧倒的な支持を集めている名前です。4月の月間名前ランキングでは6位に入りました。
「陽」は太陽、「葵」はアオイ科の植物を意味します。葵は太陽の方向に向かって咲くことから、「陽葵」という名前には「太陽のように明るく元気な子になってほしい」「まっすぐにすくすく育ってほしい」といった願いが込められることが多いようです。
4位 陽菜(主なよみ:ひな)
4位の「陽菜」は、2023年に10位、2024年には11位と、長年安定した人気を誇る名前です。4月の月間名前ランキングでは8位にランクインしました。
「菜」は春を代表する「菜の花」を連想させ、春の息吹を感じます。「陽菜」という名前には、「太陽の下でのびのびと成長してほしい」「春のような明るい存在であってほしい」といった親の願いが感じられるようです。
5位 実桜(主なよみ:みお)
5位は「実桜」。4月の名前ランキングでは10位にランクインし、注目を集めています。「実」は実りや成果を意味することから、「実桜」には「努力が実を結び、内面も外見も美しい人に育ってほしい」という願いが感じられます。
6位 紗菜(主なよみ:さな) ※同率
「紗菜」は2023年の名前ランキングで42位、2024年には30位と徐々に注目が集まっている名前。4月の月間名前ランキングでは13位にランクインしました。
「紗」は薄く透けるような絹の布を指し、繊細さや優美さを表す漢字です。「紗菜」という名前には、「上品でやさしく、自然体で心身ともに健やかに育つように」という思いを感じます。
6位 桜都(主なよみ:おと) ※同率
同じく6位にランクインしたのは「桜都」。2025年4月の月間名前ランキングには13位でした。
「都」は洗練された都市や文化の中心を表す漢字です。「桜都」は、「華やかでありながら気品を感じさせる存在に育ってほしい」という願いが込められているようです。
8位 咲茉(主なよみ:えま) ※同率
「咲茉」は2023年に14位、2024年には23位と安定した人気を保ってきました。2025年4月の月間名前ランキングも15位にランクインしました。
「咲」は花が開く様子を表し、「茉」は「茉莉花(ジャスミン)」に使われる漢字で、清らかな香りと上品さをイメージさせます。「咲茉」は、春の花が咲き誇るような明るさと、やさしく香る花のような奥ゆかしさを併せ持つ名前です。
8位 咲那(主なよみ:さな) ※同率
同率8位の「咲那」は、2023年に65位、2024年には51位と徐々に人気が高まってきた名前です。2025年4月の月間名前ランキングには15位にランクイン。
「那」はやわらかく穏やかな響きを持つ漢字として人気があります。「咲那」という名前は、「おだやかに、花のように周囲を明るく照らす存在に育ってほしい」という願いが込められていると考えられます。
8位 結菜(主なよみ:ゆいな) ※同率
「結菜」は、2023年・2024年ともに年間7位と安定した高い人気を保っている名前で、2025年4月の月間名前ランキングでは15位にランクインしました。
「結」は絆やつながりを意味します。「結菜」という名前は、「人との結びつきを大切にし、春の花のように生命力にあふれた人になってほしい」という願いを感じます。
8位 愛茉(主なよみ:えま) ※同率
「愛茉」は2023年に35位、2024年には32位と堅調な人気を維持しています。2025年4月の月間名前ランキングには15位にランクインしました。
「愛茉」には、「人に愛され、やさしさをもって花のように咲き誇ってほしい」という願いが込められているようです。
8位 さくら ※同率
同じく8位には、ひらがなの「さくら」もランクイン。2023年には51位、2024年には53位と毎年安定した人気を持っています。2025年4月の月間名前ランキングには15位に入りました。
桜の花をそのまま表す「さくら」は、春を象徴するストレートな「フラワーネーム」。
漢字ではなく、あえてひらがなで表記することで、やわらかく親しみやすい印象になります。
▼春の訪れとともに人気が高まる「フラワーネーム」。4月生まれの女の子の名付けでは、「桜」や「菜」「茉」「葵」など、春を彩る花を表す漢字を使った名前が多くランクインしました。
中でも「桜」や「菜の花」「ジャスミン」「葵(ひまわり)」といった、春の息吹を感じさせる花々が名前に込められており、「明るく元気に育ってほしい」「人とのつながりを大切に」「やさしく咲く花のような存在に」──そんな親御さんの願いが感じられるラインアップとなりました。
これから女の子の名付けを考える方は、ぜひ参考にしてくださいね。
photo:@baby_ririririさん(べビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2025年4月1日(火)〜2025年4月25日(金)
回答件数:女の子:3,473件
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