体調不良が続く私に職場の先輩が罵倒!すると……
しかし、病院に入院することが初めてで怖かったため、自宅療養にしてもらい園には出勤できず迷惑をかけてしまうことになりました。そのとき、子育てを経験してきた上司、何人にも、「つわりなんて気持ちの問題」「いつ終わるの?」「私はつわりはなかった!」などと言われてしまました。私は申し訳なくなるべく出勤できるようにと頑張ったのですが、つらくてとても大変な思いをしました。
そのときに一緒のクラスを担当していた大先輩のママ先生が、上司たちに向かい「今の時代そんなことを言う人がいることにびっくりです。つわりは人それぞれなのに、ひどい!」とはっきりと言ってくれました。その後、きつい言葉をかけてきた上司からとても親切にしてもらい、モヤモヤの気持ちがスッキリしました。
私を守ってくれたママ先生のしっかりと伝えること、そして守れる力。とても魅力的だと思いました。女性社会の中で、そのように強い心を持った人がいることに私はとても感動し、勇気をもらいました。
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妊娠中の体の不調について、職場に理解を求めるのは大変かもしれません。特につわりは個人差があるのでなかなか伝わらないこともありますよね。しかし、自分の体調はきちんと説明しておくことが大切です。
また、なんらかの体調不良により働くにあたって配慮・制限が必要な場合は、医師に「母性健康管理指導事項連絡カード」に記入をしてもらい、職場に提出しましょう。母性健康管理指導事項連絡カードは厚生労働省のホームページからダウンロードできるほか、母子健康手帳にも様式が記載されているので、コピーして使うこともできます。雇い主側は記載事項に応じて勤務時間の短縮、業務の軽減、休業などの措置を取らなくてはなりません。
無理をしすぎると、切迫流産・切迫早産などにつながることも。おなかの赤ちゃんのためにも、つらいと感じたときはゆっくりと体を休めるということを心がけましょう。
著者:長橋凛花/20代女性・保育士/0歳、1歳の年子を育てる母。趣味はアウトドアで、休みになるとみんなで出かけるのが好き。
イラスト:いずのすずみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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