流行のオンラインゲーム
次男が小学3年生のころ、課金をしないこと、知らない人と「フレンド」として繋がってやり取りしないことなど約束の上でオンラインゲームを許可しました。
この時期流行っていたのは、多くの人たちと同じフィールドに入って戦い合うゲーム。操作するキャラクターの衣装や装備などを無料で変更できたり、課金することによって手に入れられるアイテムがあったりするようでした。
年下の友だちからのプレゼント
次男がオンラインゲームの中で、1歳年下の友だちと対戦していたときのこと。「〇〇くんに〇〇をプレゼントされた」と私に話してきたのです。私はプレゼントという言葉が気になり、お金のやり取りか尋ねると、お金ではないと言います。
詳しく尋ねていくと、贈られたのはゲーム内の装備だったのですが、調べてみると課金でしか手に入らない物でした。「あげるって言うからもらった」とはじめは話していた次男。もっと切り込んで聞いていくと、実は次男から欲しいと要求したそうなのです!
親が介入して解決へ
事実確認と謝罪のため、私と次男はそのお友だちの家を訪ねました。お友だちは親戚から誕生日プレゼントとしてもらった課金で息子にプレゼントを送ったようで、親御さんもゲームでの出来事を知ってどうしたものかと考えていたとのこと。
お互いにゲームについて詳しくない中での内容確認となり、ゲーム内での返し方もわかりません。話し合った結果、贈られた装備の値段分を現金でお返しすることに。次男には、ゲーム内でもあげたりもらったりしてはいけないことをしっかり言い聞かせました。
トラブルなくゲームを楽しんでもらうために約束事を決めて始めさせましたが、親もある程度の知識がないと安全にできないことがあると感じた出来事でした。それからは、ゲーム内でチャット機能があるのか、ギフト機能があるのかなどゲーム内容をネットで確認しながら遊ばせるようにしています。
著者:佐藤あづき/40代女性/2009年、2011年、2013年生まれの男の子3人と2018年生まれの女の子の計4人の子どもの母。医療職に従事している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)