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「くっさー!」エレベーター内に漂う強烈なニオイ!うちの子じゃない…→乗客の1人が衝撃の発言を!?

家族で商業施設を訪れたときのこと。買い物を終え、駐車場へ向かおうとエレベーターに乗り込んだ瞬間、思いがけない"異臭事件"に巻き込まれて……。

エレベーター内に漂う異様なニオイ

双子の息子と娘が1歳半のころ、家族で近くの商業施設に買い物へ行きました。この施設は4階建てで、屋上が駐車場になっています。買い物の際、施設のベビーカートを利用しましたが、ベビーカートがあまり好きではない双子たちはグズグズ状態。必要な物だけを手早く購入し、屋上駐車場へ向かうためにエレベーターを待つことに。

 

私たちはエレベーターに乗り込み、扉が閉まると同時に「ん?」と違和感を覚えました。最初は気のせいかと思いましたが、時間が経つにつれて、鼻をつくような強烈なにおいが広がっていったのです。

 

まるで、硫黄のような、あるいは腐った卵のような刺激臭。「これは……もしかして、子どもたちがうんちをした?」と思って、私は慌てて双子たちのお尻のにおいを確認しました。しかし、どちらも異常なし……。

 

 

犯人はまさかの…!?

エレベーター内には、私たち家族のほかに50代くらいの男性と30代くらいの女性の2人が乗っていました。私がニオイの元を探ろうと周囲を見回していると、突然「ぶーーーーーっ!!!」と、沈黙を破るような音が響き渡りました。一瞬、全員が固まり、時間が止まったような感覚に。


そして、その直後「すみません」と、ぼそっと謝罪をしたのは、50代くらいの男性。「このニオイの正体……おじさんのオナラだったのか!」。確信に変わった瞬間でした。男性はまるで何事もなかったかのように無表情のまま。同乗していた女性も必死に視線を逸らし、耐えている様子。

 

エレベーターの扉が開くまでの数秒間がいつもよりも長く感じられ、やっと屋上駐車場に到着。私たちはそそくさとエレベーターを降りて車に乗り込み、顔を見合わせて「いや、おじさん、思い切りよすぎでしょ!」と、こらえきれずに吹き出してしまったのでした。
 


誰しも生理現象は避けられないとはいえ、あの堂々たる態度には驚かされました。その場ではなんとも言えない空気が流れていましたが、今となっては忘れられない、ちょっと笑えるエピソードになりました。

 

 

著者:野中 まゆ/30代女性。2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。

イラスト:森田家

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

 

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