赤ちゃんや乳幼児を連れての海外旅行はどこがいい? と聞くと、多くのママたちが口を揃えて「ハワイ」と答えます。筆者をはじめ、先輩ママたちの子連れハワイ旅行の経験を交えて、ハワイのオアフ島が子連れにおすすめの理由を紹介します。
1.子どもが食べるものに困らない
海外旅行の心配のひとつは、現地の食事が子どもの口に合うかどうか。その点、ハワイのいいところは、「日本食」があちこちで買えること。ワイキキの中心にはワイキキ横丁という日本食を集めたエリアがあり、おにぎりやラーメン、カレーが食べられます。アラモアナセンターにも日本食のフードコートがあり、あの「丸亀製麺」もワイキキに出店しています。
私も、子どもが現地の料理をほとんど口にしてくれなくて、毎日のようにおにぎりをテイクアウトしました。やっぱり日本食があるというのは子連れにはうれしいですね。
2.子どもが楽しめるスポットが多い
海外旅行といえば、大人はショッピングをしたり、博物館や世界遺産などをまわったり、いろいろな楽しみ方ができますが、小さな子どもはすぐに飽きてしまいます。 だけどハワイならその心配はなし! 子どもが楽しめるスポットがとにかく多いんです。
まずは海。ハワイの海はとてもきれいなうえ、ワイキキビーチの一部には防波堤で囲まれているエリアがあります。このエリアは波がおだやかで岩もなく安全なのです。ちなみに、浮き輪などは現地のコンビニ「ABCストア」にて数百円で買えるので、わざわざ日本から持っていかなくても大丈夫。ワイキキにはプールを併設しているホテルも多く、ちょっと車で走れば「ウェット・アンド・ワイルド」という大きなウォーターパークもあります。
それ以外にもワイキキの周辺には、子どもが大好きな動物園や水族館があり、海賊船のアドベンチャークルーズなど、子ども向けのアトラクションが豊富で、何日いても退屈しないはずです。
3.病院でも日本語が通じる
小さな子どもと旅行をすると突然熱を出したり、ケガをしたりなど、病院にお世話になることもあります。言葉の通じない外国で病気になることほど、心細いことはありません。
ハワイはご存知の通り日本人が多いので、ホテルやレストランでも日本語が通じることが多いです。だけど、いちばんうれしいことは日本語OKの病院が充実していること。ワイキキには旅行者向けの緊急クリニックがあり、日本語のできるスタッフが診察をしてくれるうえに、現地の日本人が通う日本人医師のいる小児科もあります。大手の海外旅行保険会社はそうした病院と提携しているので、ぜひ海外旅行保険に入っておくことをおすすめします。
また、アラモアナセンターには日本の薬が揃う「くすりのホメオ」という薬局があり、日本人スタッフも常駐している点も心強いです。
子連れの海外旅行は楽しみも多い反面、「子どもが病気をしたらどうしよう」「食べ物が合うだろうか」など、不安も多いもの。ハワイなら海外旅行に慣れていなくても安心して過ごせそうですね!
一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。