そんなマムさんは「子どもを欲しくない」という人の考えが理解できなくて……。
子どもを持つことの素晴らしさを伝えたい!
子どもが好きすぎるマムさんは、娘と過ごす毎日が宝物。いたずらされても癇癪を起こしても、まったく気にならないそう。
そんななか、大学時代の友人であるホシミさんとキクさんに会うことになりました。ホシミさんとキクさんはマムさんよりも早く結婚しましたが、まだ夫とふたりでの生活を楽しんでいる様子。
マムさんは、そんな友人たちに“子どもの良さ”をわかってもらおうと、友人の話を遮って子どもの話をし続け、「なんで子どもをつくらないの?」「絶対早く産んだほうがいい」と自分の価値観を押し付けるのでした。
▼子どもがかわいいのはとても良いことですが、幸せの尺度は人それぞれ。どれが正解というものではありません。それに、子どもをあえて持たない夫婦もいれば、なかなかできにくい夫婦、子どもを望んでいても病気などで授かることが叶わない夫婦だっているのです。
マムさんに悪気があるわけではないと思いますが、人とコミュニケーションを取るうえでは自分の考えが必ずしも正しいと思い込まずに、さまざまな価値観や状況の人がいることを知ったうえで、相手の価値観を尊重することを忘れないようにしたいですね。
尾持トモさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。