『星川製麺 彩』
住所:神奈川県川崎市多摩区菅馬場1丁目12-16
アクセス:JR南武線 中野島駅 徒歩13分
あり得ない!「星川製麺 彩」の激安・大盛メニュー
JR南武線中野島駅から桜や梨園の花を見ながら歩いて15分足らず、府中街道を少し入ったところに「星川製麺 彩」はあります。
お店というよりも屋台といった雰囲気で、メニューが外に地域の掲示板よろしく貼りだされています。
そのメニューの数も半端ではありません。製麺所なのでラーメンはもちろん、そば、うどんなどが取り揃えられています。焼そば、焼うどんもあります。
驚くのはその値段で、ほとんどが250円〜600円!そして麺増しが2倍〜5倍で最大320円、学生はさらに安く食べられます。
でっかちゃん麺という2㎏ある麺は600円〜850円、なんと、すり鉢に入れて提供されます。これは取り分け不可、残したら正規の値段よりも高い追加料金がとられます。
そして、土曜日は9種類のメニューが1,000円で食べ放題になります。事前予約が必要で、こちらも取り分け不可、残したら罰金です。
このお店のサービスは、想像をはるかに超えていました。
「星川製麺 彩」のアナログな注文方法
たくさんのメニューの中から注文するものが決まったら、注文票を書きます。
サイゼリヤ感があっていいですね。
書く内容はメニュー名と玉数。一般のラーメン屋で替え玉はするけど、最初から玉数を書くところがあるという衝撃。
そして忘れてはいけないのが自分の名前です。注文をしたあと料理ができあがると名前で呼ばれるので、キッチンに取りに行くために書く必要があります。
筆者は書き忘れていたのですが、「書いてください」と指摘されました。
注文票を渡したら先に会計を済ませて、名前が呼ばれるのを待ちます。
今回注文したメニューは正油ラーメン(320円)です。最も安く食べられるラーメンを選んでみました。
ちなみに、「醤油」と表記しないところに創業から127年の歴史を感じました。
青空のもとでラーメンを食す!
ラーメンを待っている間席の確保です。
青いビニールシートで簡易的に作られた”店内”は満席でしたので、外に用意されているテーブルと椅子のところで食べることにしました。
インドア派の筆者は、外でご飯を食べるなんて小学校の運動会以来かもしれません(今は運動会は午前中で終わるところもあるので、昔の話です)
名前を呼ばれてラーメンを取りにいき、お盆に乗せて運びます。着席して、では、いただきます!
まずはスープ。鶏ガラがベースで醤油の香りもたつ美味しいスープですが、豚骨スープの香りもし、さらにチャーシューの煮汁も足されているので複雑な味わいです。320円なのに本格的です。
麺はちぢれ麺でスープがよく絡んでコシがあります。さすがは製麺所の麺です。
量も充分あり、お腹を満たすことができました。そして、開放的な青空のもとで食べたラーメンはまた格別でした。これは近所に住んでいたら毎日通ってしまいそうです。
豊富なメニューと青空のもとで食べられる気持ちよさ、そしてコスパ最強の麺を食べに、あなたも散歩がてら訪問してみてください。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、在庫の状況も異なりますのでご了承ください。