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赤ちゃんが脱水症状になることも。暖房器具による事故・ケガに注意!

この記事では、暖房器具による事故・ケガについてお伝えしています。1つ目は床に置くタイプの石油ストーブ。本体が非常に熱くなるため、赤ちゃんが軽く指を触れただけでもやけどをしてしまいます。そのほか、電気毛布やこたつにも注意が必要です。

冬の暖房器具のイメージ

 

冬本番。こうも寒いと朝から晩まで、暖房器具が欠かせませんよね。だけど、赤ちゃんのいる家庭では注意! なにげなく使っている暖房器具が、赤ちゃんのケガの原因になってしまうことがあるのです。

 

触ったら危険な暖房器具には安全柵を

床に置くタイプの石油ストーブは、本体が非常に熱くなるため、赤ちゃんが軽く指を触れただけでも、やけどをしてしまいます。消費者庁には「実家の石油ストーブにつかまり立ちをし、III度の熱傷。熱傷が深く、入院して植皮手術をおこなった」という報告も寄せられています。また、ストーブの近くで赤ちゃんをお昼寝させていて、寝返りをした拍子にストーブでやけどをすることもあるよう。同じようにファンヒーターも吹き出し口がとても熱くなるので、赤ちゃんがやけどをするリスクがあります。

 

赤ちゃんが触ったら危険な暖房器具は安全柵などで囲み、赤ちゃんが近付けないようにすることが必須です。また、石油ストーブの上にやかんや鍋を置くのもやめましょう。

 

電気毛布のつけっぱなしで低温やけど

寒い夜には冷たい布団に入りたくなくて、電気毛布を使う人も多いと思います。電気毛布自体は触ってすぐにやけどをすることはありませんが、赤ちゃんの体の同じ場所に長時間接触させて使うと、低温やけどを負ってしまう恐れがあります。

 

消費者庁のホームページでは、「低温やけどは、じわじわと皮膚の深い部分まで達するので、痛みを感じにくく、とくに赤ちゃんはやけどをしたことに気付かず、重症となる傾向がある」と、強く注意を呼びかけています。電気毛布を使う場合は、布団が暖まったら電源を切ることが大事です。

 

こたつの危険は脱水だけじゃない

こたつといえば、大人でも長時間入ったままでいると、脱水症状を起こして死亡するケースがあることは有名。ハイハイを始めたばかりの好奇心旺盛な赤ちゃんはこたつの中にすっぽり入ってしまうこともあり、大人が注意しなければいけません。

 

だけど、こたつの危険はこのほかにもあります。消費者庁によると、よちよち歩きの赤ちゃんがこたつ布団に足を引っかけて転倒した拍子にこたつの角に頭をぶつけたり、こたつの上に座っていた状態で落下して骨折することがあるというのです。 こたつの角には安全クッションなどを取り付け、ぶつかったときの衝撃を和らげる工夫すること。さらに、赤ちゃんがこたつの上に乗らないように注意しましょう。

 

 

まだまだ暖房器具が手放せない季節は続きます。赤ちゃんへの危険性があることも理解して、事故が起きないよう、くれぐれも気を付けたいものですね。


※参考:消費者庁ホームページ

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライター妹尾香雪

    女性誌・書籍・WEBなどで、女性のライフスタイルについて執筆。プライベートでは一児の母として子育ての真っ只中。ワーキングマザーとして自身の育児体験に基づいた記事を提供している。

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