私には子どもが2人いますが、どちらも里帰りせずに出産しました。長男出産のときは、タッパーに詰めた料理を義母が持ってきてくれました。しかし、次男出産の入院中には義実家へ長男を預けることもあり、あまり迷惑をかけられないと、産後1カ月を夫婦で乗り切ることにしました。そんな私の、産前にやっておいてよかったことをお伝えします。
夫ができることは任せる
安定期に入り、体調面で余裕ができてからは産後の生活のことを少しずつ考え始めました。一番問題なのが料理です。夫は料理がほとんどできません。洗濯は夫にお願いし、掃除はフローリングワイパーで軽く済ませることに決めました。
長男を実家と義実家に頼む日を決め、それ以外は保育園の一時預かりを利用することにして、送迎は夫にお願いしました。そして子どもたちのお風呂も夫に担当してもらうことに決めておきました。
ストックできるものを買いだめ
新生児を連れて買い物に出ないようにするため、ストックできるものを買い込みました。買い物リストを作り、いつもより多めに買うようにしていました。ティッシュ、トイレットペーパー、洗剤などの日用品、シリアルなどの食料品はたくさんあっても困らないので、安いときにまとめ買い。
日持ちするペットボトル飲料や豆乳は箱買い。牛乳がなくても豆乳をシリアルにかければ朝食の完成です。新生児用おむつも事前に用意しておきましたが、長男が推定体重よりも約300g大きかったことから、買い過ぎないように気をつけました。
宅配弁当を利用できるようにしておく
宅配弁当は3社分選び、1週間お試しで食べてみました。私の地域では、1週間分まとめて注文するのが主流のようです。おかずのみか、白米付きから選べたので、ご飯の量を調節できる「おかずのみ」で注文してみました。そして2社に決め、一つは私の昼食、もう一つは夫婦2人分の夕食にすることに。
前と同じおかずが入っているということもたまにありましたが、1カ月だけだからと気になりませんでした。アレルギーも好き嫌いもほとんどなかったので、バランスのいい食事が簡単にとれてよかったです。
生協やネットを活用
生協は以前から登録していたのですが、新たに登録したのがアマゾンでした。アマゾンプライム会員になると、定期購入でおむつを安く買えるのが魅力です。長男もおむつを使用していたので、2人分のおむつを家まで届けてくれるのはありがたいです。
生協では、フリーズドライのスープやみそ汁、おやつ向けの賞味期限の長いパンをよく買っていました。
「里帰りしないと大変だったでしょ?」と言われることもありましたが、手を抜けるところは手を抜き、協力してもらえる人にはお願いをしました。そして、便利なサービスを活用すれば、里帰りなしでも大丈夫でした。自分のペースで子育てができ、夫とともに新生児期の成長を感じることができたので、夫婦の絆が深まったように思います。
著者:大森りさ
0歳と2歳の兄弟の母。長男は発達支援施設に通っている。主に妊娠・出産・子育てについての記事を執筆している。