後日、改めて夫婦で話し合いの場を設けましたが、なぜか夫の友人が同席し、ルナさんは出産を諦めるよう説得されます。夫の無神経な対応に怒りを覚えたルナさんは、その場で離婚の意思を示したのでした。夫からの連絡を無視し、姉の家から出勤していたルナさん。すると、ある日……。
「離婚は絶対にしない!」夫が譲らないワケとは
電話に出なかったことや、突然離婚届を送りつけたことについて、夫から責められるルナさん。ルナさんの中ではすでに離婚の意思が固まっていましたが、夫は「離婚なんて絶対にあり得ない」と強く拒絶します。しかしその言葉の裏にあるのは、妻への愛情ではなく、「普通」から外れることへの恐れ──。ルナさんは、夫が本当に恐れているのは“世間の目”なのだと気づいてしまったのでした。
ルナさんの言うとおり、婚姻関係を解消するには双方の合意が必要であり、一方的に離婚届を提出することはできません。とはいえ、顔も見たくないと思うほど嫌悪感を抱いている相手と、出産や育児を共に乗り越えていくのは簡単なことではなく……。ルナさんの心身にできるだけストレスがかからないよう、まずは別居という形で距離を置くのもひとつの選択肢かもしれませんね。
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