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キャラカートを小学生が横取り「対象年齢、過ぎてるのに…」注意しない母親に警備員さんがガツンと一言

6歳の長男と4歳の長女、2歳の次女の3人を連れて買い物に出かけた日のことです。「キャラカートに乗りたい」と言う次女のため、店内を探すことに。しかしやっと見つけて手を伸ばすと、小学校低学年くらいの男の子が割り込み、持って行ってしまったのです……。

 

目の前で横取りされてしまい…

私がひとりで子どもたちを買い物に連れて行くときは、次女をキャラクターカートに乗せ、長男が押し、長女は私と手を繋ぐのがいつものスタイルです。

 

ある休日、夫が仕事でいなかったので、いつものように次女をキャラカートに乗せて買い物をすることに。しかし休日だからか、キャラカートがなかなか見当たりません。しばらく探して歩くと、遠くにようやくキャラカートを見つけたので、子どもたちと取りに向かいます。

 

そして手を伸ばしてカートを取ろうとした、そのときです。小学校低学年くらいの男の子が割り込んで来て、「ママあったよ!」と少し離れたところにいるお母さんのもとへキャラカートを持って行ってしまいました。目の前でキャラカートを取られ、乗れずに泣き出してしまった次女。お母さんはその様子を見ていましたが、知らん顔をしてそのまま行ってしまいました。私は、「あの子はもうキャラカートの対象年齢を過ぎていそうだし、きっと下の子のために探してあげていたんだろうな」と思い、諦めることに。

 

その後、私たちがフードコートでごはんを食べていると、先ほどの男の子のお母さんが買い物をしているのを見かけました。しかし、キャラカートは近くにあるのに、男の子の姿が見えません。よく見ると、キャラカートから長い足が見えます……。なんとキャラカートに乗っていたのは、先ほどの男の子! 下の子はおらず、自分が乗るためにキャラカートを探していたのでした。明らかに対象年齢を過ぎ、自分の足で蹴って動かしている様子。しかし一緒にいるお母さんは、特に注意するそぶりもありません。

 

「次女が乗りたがってるのをわかってるのに横取りするなんて……」と苛立つ気持ちを抑え、その場を離れようとすると、「あれ? おかしいな……。足が抜けない!」という男の子の声が聞こえたのです。男の子はキャラカートから降りようとしたところ、体がはまって出られなくなっていました。お母さんも手伝いますが、靴がハンドルに引っかかっているのか抜けません。近くにいた警備員さんが気づいて手伝い、ようやく男の子は脱出。すると安心している様子の親子に、警備員さんが「これはもっと小さい子が乗るものでしょう? 対象年齢は48カ月までですよ。今みたいに体が抜けなくなることもあるし、自分の足で蹴って移動するのも危ないです。それに、必要としている人が乗れなくなりますし、今後は使用を控えてくださいね」と注意してくれたのです。この様子を見て、私の気持ちは少しスッキリしたのでした。

 

対象年齢を過ぎても、子どもにとっては魅力的に感じるキャラクターカート。しかし、やはり対象年齢外の物を使うのは危ないのだと、あの親子を見て実感しました。子どもたちには、使用のルールや人にゆずることの大切さをこれから伝えていきたいです。
 

 

著者:下野香月/30代・ライター。面倒見のいい6歳の長男と、ひょうきんな4歳の長女、甘えじょうずな2歳の次女を育てている元保育士ママ。在宅勤務を目指しスキルアップ中。日々子どもたちに癒やされながら、忙しくにぎやかな毎日を送る。

 

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

 

 

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