突然浴びせられた心ない言葉
2回チャレンジするも、欲しいおもちゃが出ませんでした。しかし、それもまたガチャガチャの楽しさなので、私は「もう1回だけね?」と約束して、娘と最後のもう1回を一緒に楽しんでいました。
すると、私たちの後ろを通りかかった60代くらいの女性が、「何回もやらせてたら教育に悪いわよ? ワガママになるわよ?」と言ってきたのです。
突然、知らない人に思いもよらない言葉をかけられて、ショックで胸が苦しくなった私。しかし、勇気を振りしぼって「ちゃんと回数を決めています……」と、私が言い返すと、続けて娘がドヤ顔で「最後だよねー! ママと約束したもーん!」と言ったのです。女性は驚いたような表情をして、何も言わずその場から去っていきました。
その後、最後の1回で、欲しかったおもちゃを引き当てた娘のうれしそうな顔を見て、私のモヤモヤはスッキリ。ちゃんと約束を守るつもりでいた娘にも感動しました。
私の行動は、他人から見ると、娘を甘やかしているように見えたのかもしれませんが、あのとき私は「これで最後」と、しっかり決めていて娘にも伝えていました。もしも、3回目で欲しいオモチャが出なくて娘がゴネたとしても、「約束は守ろうね」と言い聞かせていたと思います。
見ず知らずの人に子どもの教育に関して指摘されてショックでしたが、娘の素直な言葉に救われました。何気ないひと言でも誰かを傷つけてしまうこともあると思うので、この経験以降は、自分の発言により気を配るようになりました。
◇ ◇ ◇
子育て中は、他人の何気ないひと言が心に深く残ってしまうことがありますが、心ない言葉にとらわれず、自分らしい子育てを楽しんでくださいね。
著者:あい うえこ/30代・女性・会社員。女の子の母。時短勤務。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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