買ってよかった見守りカメラ
双子が同時にRSウイルスにかかり寝込んでしまい、発熱や咳、鼻水が続き、しばらくは保育園にも通えませんでした。私たち夫婦は共働きなので、交互に休みながら双子を看病することになりました。
夫に双子の看病をお願いして、私が出社した日のことです。夫ひとりに双子を任せるのは正直不安でしたが、私にはある秘密兵器がありました。それは、たまたまセールで買っておいた室内用の見守りカメラでした。カメラのおかげで、いつでも子どもの様子を見られると私は安心していました。職場に到着して、早速寝室に設置した映像をカメラのアプリから見ることにしました。
見守りカメラでわかった夫の信じられない行動
しかし、スマホで映像をチェックすると、思いもよらぬ光景が目に飛び込んできたのです。看病中であるはずの夫が、ベッドに寝転びながら漫画を読むのに夢中になっており、背景には放置された双子が映っていたのです。そして、なんと夫はそのまま居眠りを始めました。
思わず通話ボタンをタップし、「おい! 寝るな!」と怒鳴ってしまいました。夫は慌てた表情でカメラに気づき、急遽子どもたちの世話に取りかかったのでした。その日以降、夫は私の厳しい監視のもと、双子のお世話をきちんとやってくれるようになりました。
今では双子も6歳。夫婦で協力しながら、日々の子育てに取り組んでいます。この出来事は、夫にあきれるとともに、家族としての役割分担やお互いのサポートの大切さを改めて感じさせる、貴重なエピソードとして私の胸に刻まれたのでした。
著者:木下うめ子/30代女性/2018年生まれの双子ママ。自閉症の双子のサポートに日々奮闘中。管理栄養士の資格を持っており、食べることが大好き。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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