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夫とお風呂に入った甥っ子が大泣き「一体なにしたの!?」2人きりの浴室で行われていたことにドン引き

昔からサウナや熱いお風呂が好きな夫は、娘にとって熱くないように私が38度〜40度くらいに設定しているお風呂の温度を、いつも42度ほどまで上げてシャワーを浴びています。ある日、そんな夫が自分と同じ温度のシャワーを2歳の娘にも浴びせ、娘はゆでダコのように真っ赤に……! 私からの注意を適当に聞き流した夫は、今度は義実家でもある事件を起こしてしまいます……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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甥がお風呂で大泣き…!?

出張続きでなかなか娘と一緒にいる時間が取れなかった夫が、久しぶりに2歳の娘をお風呂に入れてくれることに。2人がお風呂に入っている間に夕飯の準備をしていると、脱衣所から「お風呂あがったよ~」と夫の声がします。そして「ママ~」と駆け寄ってきた湯上がりの娘の顔を見て仰天! ゆでダコのように全身が真っ赤になっていたのです! 

 

「あ~、お風呂気持ちよかった!」と満足げな夫。「ちょっと! 娘ちゃんの全身が真っ赤じゃない! もしかして42度のままシャワーをかけたの!?」と初めてのことに私は思わず声を荒げました。すると夫は「そうだけど、なにか問題あった?」と悪気のない様子。「娘ちゃんはまだ2歳だし、肌が弱いの知ってるよね? 熱いシャワーは肌の乾燥を悪化させるからやめてよ! いつも38度〜40度くらいに設定して、熱くないように気をつけてるのに……!」と言うと、「ははは、久しぶりの一緒のお風呂でうっかり忘れてたよ、ごめんごめん」と適当な返事をしてきたのです。娘はケロッとしており体の赤みも無事に消えましたが、普段お風呂の温度に気をつけていただけに、夫の無頓着さに悲しくなりました。

 

そんな出来事が起きた数日後、3人で義実家に泊まる機会がありました。義実家には義妹も1歳の甥を連れて来ており、一緒に泊まるすることに。夜になりお風呂に入る順番を決めていると、夫が「今日は俺が甥くんをお風呂に入れてあげよう」と自信満々に言い出したのです。「じゃあ、お兄ちゃんにお願いしようかな。子ども用のシャンプーがあるからそれ使ってね」と言う義妹。私は「大丈夫かな……」と心配になり、「熱いシャワーをかけたらダメだからね」と釘を刺すと、「わかってるって!」と意気揚々の夫。

 

しかし、2人がお風呂に入ってしばらくすると、甥の大きな泣き声が響いてきたのです。「どうしたの!?」と義妹が慌てて脱衣所に向かうと、「うちじゃ子どもと大人が一緒に使えるシャンプーを使ってるから、子ども用のシャンプーを使うの忘れて、大人用のシャンプーで洗ったら目に入ったみたいで大泣きしちゃってさ~、一応全部洗い流したんだけど……」とバツが悪そうに話す夫。義妹は「大人用のシャンプーなんて、目に入ったら染みるんだから泣くのは当然でしょう? 2歳の娘がいるお兄ちゃんだから安心して任せたのに、信じられない!」と激怒。そして、「しっかり目を流水で洗ってからすぐ出てきて!」と夫に言い、義妹はお風呂から出てきた甥の体を拭き、着替えさせて寝室に入っていきました。寝室に入るころには甥は泣き止み、目も赤くなっていなかったのでとりあえず一安心です。

 

するとその光景を見ていた義母が、夫に「もう赤ちゃんじゃないからって気を使わなくなるのはおかしいでしょう!? まだ1歳や2歳の小さな子どもをお風呂に入れるときは、もっと慎重に行動しなさい!」と雷を落としました。夫は義母にまで叱られて、「俺が軽率だったよ……」と言い、反省したようでした。

 

娘が2歳になり、育児に慣れてきたのか慎重さが薄れてきた夫。慣れてきたころこそ慎重にならないといけないと、夫を見て改めて思いました。これからも、子どもにとっての危険をしっかり考えて生活していこうと、改めて意識するきっかけとなった出来事です。

 

◇ ◇ ◇

 

小さなお子さんにとって、お風呂の温度は38〜40度くらいまでが適温です。それ以上温度が高いお湯に浸かったりシャワーのお湯をかけたりするのは、すぐにのぼせてしまったり肌が乾燥したりするので控えましょう。入浴後はしっかり肌の保湿をおこない、脱水にならないように水分補給をさせてあげてくださいね。

 

また、もしシャンプーが目に入ってしまったら、こちらの体験談のようにすぐにしっかりと目をすすぎましょう。数日経っても痛みや充血が消えない場合は、眼科で診察を受けましょう。
 

 

著者:松原櫻子/30代・ライター。2歳の娘を育てる母。イヤイヤの地雷を踏まないように、日々忍者のごとくそろりそろりと歩いている。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

 

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